「トテチータ・チキチータ」(2011)

画像

77点77
第32回オポルト国際映画祭に正式招待された、古勝夫妻監督・プロデュースのファンタジー。県民の協力を得て震災後初の福島全県ロケを敢行し、孤独を抱え人生に絶望した男が、不思議な少女との出会いを通じて新たな人生を歩みはじめる姿を描く。大河ドラマ『平清盛』に出演した豊原功補や松原智恵子、大鶴義丹など実力派俳優が顔を揃える。

あらすじ

木村一徳(豊原功補)は事業に失敗し、生きることに絶望して東京をさまよっていた。そんなある日、古びた零戦模型を見つめていた下町のおもちゃ屋で不思議な少女・一ノ瀬凜(寿理菜)と出会い、一徳の運命が動き始める。やがて一徳は詐欺まがいのリフォームの仕事を得て福島にたどり着く。大越健人(葉山奨之)は原発事故で避難を余儀なくされた高校生。凛は両親が離婚、父のふるさとである福島へやって来た。福島で再会を果たした一徳に凛はこう告げる。「一徳は前世私たちの息子だった、そして健人は父、私は母だった。今、私たちを呼んでいる人がいる……そのために生まれ変わってここに集まった」彼らをずっと待っていたのは、戦争以来ひとりぼっちで生きてきた一徳の妹・木暮百合子(松原智恵子)だった。彼女は痴呆症を抱えながら福島で独居していて、一徳の最初のターゲットでもあった人物だ。戸惑いながらも“家族”として時間を過ごす4人。それは孤独を抱えて生きて来たそれぞれにとって、久しぶりの安らぎの時間だった。ともに笑い、ともに悩み、時間を過ごすうちにやがて互いの存在がかけがえのないものになっていく。しかし無常にも幸せな時間は長くなく、別れの時はやってくる。そのとき、家族を守る龍神「トテチータ」が、時を越えて福島の空の彼方にあらわれようとしていた……。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2011年
製作国 日本
配給 アルゴ・ピクチャーズ
ヘッド館 銀座シネパトス
上映時間 95
公開日 2012年4月7日(土)公開
カテゴリ 人間ドラマ
チケット 前売りチケットを購入する