「非情な銃弾」(1959)

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あらすじ

殺し屋・笹川健二は沢村組の親分を、その顧問弁護士・松本に頼まれて殺した。松本は密輸の権利を敵の浜崎組に売渡し漁夫の利を得ようとしたのだ。その夜健二は「すみれ」というバーに立寄り、そこの女・友子を愚連隊から救っての帰途、何者かに狙撃された。一瞬、健二は相手の足を撃ち砕いたが、それは松本が雇った第二の殺し屋・鉄造だった。松本のいるキャバレー「カルセビア」に引返し、松本に事の次第を告げて威嚇した健二は、マダムのルミを見て驚いた。姦通して自分が射ち殺した妻の雪江と瓜二つだった。ルミは浜崎の情婦だった。沢村殺しに成功した浜崎組の密輸取引は活発になった。松本は今や浜崎組の顧問弁護士となっていた。健二は「カルセビア」に通ううちそこのバーテンが昔の親友、佐々木であることを知った。話しかけると佐々木は何故か、赤の他人にしておいてくれと言った。佐々木は浜崎組の内偵に派遣された刑事だった。佐々木の活動で羽田空港の警備は厳重となり浜崎は焦った。松本はこの機に乗じ利益を一人占めしようとしたが浜崎に感づかれ、彼の依頼による健二の銃弾に倒れた。松本を殺した健二は空虚な気持をまぎらわそうと友子を訪ねた。真面目な生活をしようという友子の言葉が健二の心に焼きついた。一方、ある日「カルセビア」の地下倉庫に忍んだ佐々木は多量の麻薬をそこに発見したがルミに見つかった。しかし佐々木に好意を抱いていたルミは佐々木に協力を誓った。だが、浜崎も佐々木の正体を見破り健二を向けた。親友同士の刑事と殺し屋−−健二は拳銃を捨て、佐々木の危機を警察へ連絡した。警官隊が「カルセビア」に殺到し浜崎組に手入れが行われているころ、健二と友子は青森行の急行列車に乗っていた。新生活への門出−−だが、健二の前に突然暗い影が……第二の殺し屋・鉄造の拳銃が光っていた。健二のポケットにはもはや拳銃はなかった。一弾を受けつつ鉄造をデッキから叩き落した健二は自らも崩れ落ちた。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1959年
製作国 日本
配給 日活
上映時間 57
カテゴリ アクション
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