「百合子、ダスヴィダーニヤ」(2011)

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大正末期から昭和にかけ、恋愛と友愛の間を揺れ動いたふたりの女性の姿を描いたドラマ。雑誌編集者・湯浅芳子と天才少女作家・中條百合子が共同生活を送りながら、互いの愛を深めていく姿を描く。『百合祭』や『こほろぎ嬢』などの作品で高評価を得た浜野佐知監督が、菜葉菜と音楽家としても活躍する一十三十一を主演に迎えて撮りあげた1作だ。

あらすじ

1924年(大正13年)、ロシア語を勉強しながら、雑誌『愛国婦人』の編集をしていた湯浅芳子(菜葉菜)は、先輩作家・野上弥生子(洞口依子)の紹介で、中條百合子(一十三十一)と出会う。百合子は17歳で「貧しき人々の群」を発表、天才少女と騒がれた小説家である。19歳の時に遊学中のニューヨークで、15歳年上の古代ペルシア語研究者の荒木茂(大杉漣)と結婚するが、芳子と出会った5年後には二人の結婚生活は行き詰まっていた。お互いに惹かれあった芳子と百合子は、親しく付き合い始めるが、芳子は「私は、男が女に惚れるように、女に惚れる」と公言して憚らない女性だった。二人の情熱的な関係はリーベ(恋)かフレンドシップ(友情)か……。二人はディスカッションしながら関係を深めていくが、それは荒木にとって生活の根底を揺るがすものだった。20歳でアメリカに渡り、15年間にわたって苦学した荒木は、百合子との結婚によって帰国、大学教授の職も得ることができた。だが芳子に百合子を奪われることは、なんとしても避けなければならない。百合子、芳子、荒木の3人は、東京と、百合子の祖母が住む福島県の安積・開成山(現・郡山市)の間を往復しながら、異性愛と同性愛が交錯する愛憎のドラマを繰り広げる……。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2011年
製作国 日本
配給 旦々舎
ヘッド館 ユーロスペース
上映時間 102
公開日 2011年10月22日(土)公開
カテゴリ 人間ドラマ
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