「セイジ−陸の魚−」(2011)

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75点75
太宰治賞を受賞した辻内智貫の人気小説を、俳優の伊勢谷友介が『カクト』に続く監督第2作として映画化。若さゆえの自分探しの旅とその記憶を、美しい自然の映像の中に描く。今はもう寂れてしまった国道沿いのドライブイン。大学最後の夏休みに自転車でひとり旅をしていた“僕“と、そのドライブインで純粋に生きる男セイジとのひと夏の日々を描く。

あらすじ

広告代理店で仕事に追われる日々を送る“僕”(二階堂智)のもとに、ある一通の企画書が届く。それは、忘れていた20年前の夏を思い出させるものだった。何かに突き動かされるように、その送り主に会いに行く。20年前。バブルの熱気冷めやらぬ頃。適当に就職先を決めた“僕”(森山未來)は、学生最後の夏休みに1人で当てのない自転車旅行に出かけた。いくつも街を超え、気ままにペダルを漕ぎ続けていると、山道でカズオ(新井浩文)が運転する軽トラックに衝突してしまう。幸い大した怪我ではなかったものの、手当てのためにと、旧道沿いの寂れたドライブイン“HOUSE475”に連れて行かれる。そこで出会ったのは、雇われ店長のセイジ(西島秀俊)。自由に生きているように見えるセイジは、普段は寡黙だが心を捉える言葉を持ち、夜な夜な集まる個性溢れる常連客たちからも慕われていた。そんな彼らに強く惹かれた“僕”は、いつのまにか住み込みで働き始める。深い哀しみや不完全さを抱えながらも、必死に生きる店のオーナー翔子(裕木奈江)や常連客たちとの触れ合いの中で、少しずつ“僕”は自分の居場所を見つけ出してゆく。ある時、セイジが常連客の一人、ゲン爺(津川雅彦)の幼い孫娘りつ子に対して特別に心を許していることを知った“僕”の中に、もっとセイジを知りたいという欲求が生まれてくる。ある晩、こっそりセイジの部屋に忍び込んだ“僕”は、古い8ミリのテープを発見。そこには、唯一セイジの過去が垣間見える映像が残されていた。やがて、夏が過ぎて秋の気配が近付いてきた頃。それは、“僕”が現実へ戻る日が近付いて来たということでもあったが、その時、突然事件が起こる。無差別殺人の被害者となったりつ子は左腕を失う大怪我を追い、両親の命も奪われてしまったのだ。心を閉ざしたりつ子。必死に看病をする翔子たち。しかし、りつ子のもとを訪れずにセイジが取った行動とは……。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2011年
製作国 日本
配給 ギャガ=キノフィルムズ
ヘッド館 テアトル新宿
上映時間 108
公開日 2012年2月18日(土)公開
映倫 PG12
カテゴリ 人間ドラマ
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