「紙風船」(2011)

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大正から昭和にかけて数々の戯曲を遺した劇作家・岸田國士の原作を、東京藝術大学で映画を専攻する学生たちが手掛けたオムニバス集。日曜日を持て余す夫婦の会話劇で、タイトル作品の『紙風船』のほか全4作品に、日本映画界の実力派俳優たちが参加。80年の時を経ても色褪せない岸田作品のリアリズムをすくい取った、学生たちの確かな手腕に注目だ。

あらすじ

〈あの星はいつ現はれるか〉雨宮絵ノ葉(大後寿々花)と同じクラスの男子、大隈(森岡龍)は、親も知る仲のいい幼馴染。最近絵ノ葉は、大隈へのちょっと違う気持ちに気付き始めた。友情?恋愛?そんな絵ノ葉の様子に気付いた父・透(光石研)と母・果歩(富田靖子)の反応は別々で、絵ノ葉の気持ちは揺れるが……。〈命を弄ぶ男ふたり〉高校の教師である島田雅人(水橋研二)とかつての教え子、村上要(石田法嗣)、国富遥(佐津川愛美)が再会する。三人は学校の屋上へ忍び込み宴を始めるが、遥が屋上から飛び降りてしまう。そこでふたりは、遥が自殺したように見せかける為にある行動に出るが……。〈秘密の代償〉生田家に家事代行として勤める美和(高橋真唯)は、ある日突然仕事を辞めたいと生田数子(吉行由実)に告げる。数子は美和に理由を問い詰めるが、美和はその理由をなかなか話さない。そんな美和の態度に数子は、夫・宏(清水大敬)と息子・守(林剛史)と何かあったのではないかと疑い始め……。〈紙風船〉夫(仲村トオル)と妻(緒川たまき)は二人きりの日曜日を持て余していた。何気ない会話を続けるも、なかなか噛み合わない。ふと小旅行を思いついた二人は“ごっこ遊び”で、鎌倉へ向かう。加速していく“ごっこ遊び”だったが、夫のある行動によって二人は現実に戻って来て……。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2011年
製作国 日本
配給 東京藝術大学
ヘッド館 ユーロスペース
上映時間 117
公開日 2011年3月26日(土)公開
カテゴリ 人間ドラマ
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