「エクレール・お菓子放浪記」(2011)

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お菓子を通して人々の出会いと別れを描いた、35年に渡って読み継がれるロングセラー小説『お菓子放浪記』を映画化。戦中戦後を必死に生き抜く孤児のアキオ少年が、“お菓子の持っている不思議な力“に惹かれながら成長していく姿を綴る人間ドラマ。主演はミュージカル『レ・ミゼラブル』の透明感あふれる歌声で観衆の心をつかんだ吉井一肇。

あらすじ

昭和17年。孤児院を脱走した西村アキオ(吉井一肇)は、金平糖を盗み逮捕される。空腹のアキオに、担当刑事の遠山(遠藤憲一)が菓子パンをくれた。初めて口にする甘味はアキオを夢心地にさせるのだった。やがて若松千吉(太賀)、松尾春彦(根岸泰樹)と共に感化院に入れられたアキオは、指導員・伊集院鉄太郎(松村良太)から暴力的な軍事教育を受ける。希望のない日々を救ってくれたのは、教員・陽子(早織)が歌う「お菓子と娘」だった。昭和18年。野田フサノ(いしだあゆみ)の養子になったアキオは家族ができたと大喜び。だが、フサノにとってアキオは労働力でしかなかった。ショックを受けたアキオは家出し、尾上紋三郎(林隆三)率いる旅一座と共に巡業に出る。ようやく居場所を見つけたアキオだったが、戦争という現実が旅一座をも打ち壊してしまう。更に、陽子や遠山までもが空襲で亡くなったと知った時、アキオは戦争の残酷さを痛感し、世の中に絶望するのだった。そして、終戦。大切にしていた沢山の人の死と巡り会ったアキオは、心を閉ざして社会の片隅で生きていた。そんなアキオを救ったのは、彼を支えた“やさしい人の心”と“お菓子の持っている不思議な力”だった……。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2011年
製作国 日本
配給 マジックアワー=『エクレール・お菓子放浪記』全国配給委員会
ヘッド館 テアトル新宿
上映時間 105
公開日 2011年5月21日(土)公開
カテゴリ 人間ドラマ
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