「猫目小僧」(2005)

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恐怖漫画家、楳図かずおの数ある作品中でも異彩を放つ異色ダークヒーローの実写映画化が実現。妖怪からも人間からも忌み嫌われる孤独な妖怪“猫目小僧“の活躍を、『恋する幼虫』などの奇才、井口昇監督がキッチュに映像化している。

あらすじ

東京から東北地方の田舎町に引っ越してきたまゆか(石田未来)は、美しい少女だが左頬にある痣のせいで、ふさぎがちな性格だった。弟の浩も喘息に悩まされ、薬を手放すことができない。父の勝と共に村の実力者・関根の元に挨拶に行ったまゆかは、関根の老母から恐ろしい話を聞く。昔、ギョロリという妖怪が現われ、村一番の美女だった彼女の叔母に恋したものの、その醜い姿から冷たくされ、怒ったギョロリは村人たちを肉玉に変えたというのだ。ある日、浩は、姿かたちは少年のようだが顔は猫のような猫目小僧に遭遇する。猫目は窓から逃げ出すが、走り際、液体を浩の口の中に吐くと、浩の喘息が治ってしまう。新しい学校に通い始めたまゆかは、同じクラスの京子らに痣のことでからかわれる。思い悩んだまゆかは、ハサミを手に自らを切り付けようとするが、そこに現われた猫目の超人的な力によって、痣が完治する。猫目と仲良くなり、姉弟はすっかり明るくなった。しかもまゆかは、関根の息子で女子に人気の雄次と急接近し、デートを重ねるようになる。まゆかに淡い恋心を抱いていた猫目は彼女の行くところに顔を出し、まゆかは猫目を避けるようになる。その頃、顔中を包帯で巻いた変質者が若い女性を襲う事件が多発する。実はその正体は、村に深い恨みを抱く妖怪ギョロリ(竹中直人)だった。ギョロリは村中の人間を肉玉に変えてゆき、関根ら自警団は猫目小僧を一連の騒動の犯人と勘違いして、猫目を捕えて折檻する。ギョロリの魔手はまゆかにまで及び、猫目を追い詰める。しかし、猫目の命を救うため、まゆかはギョロリの言うままに自分の頬に再び痣をつけた。ギョロリの弱点に気付いた猫目はギョロリを退治し、村を救った後、さすらいの旅に出るのだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2005年
製作国 日本
配給 アートポート=松竹
ヘッド館 ユーロスペース
上映時間 104
公開日 2006年6月10日(土)公開
カテゴリ ホラー
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