「快人黄色い手袋」(1961)

90点90

あらすじ

これは現代の奇蹟の物語である。いつ頃からか、都内に唄声と共に黄色い手袋と称される怪人が出現、悪人たちを震撼させていた。袖下代議士の選挙違反、黒木屋脅迫事件、不正外車事件、庶民住宅の不正契約などがすでに“黄色い手袋”によって摘発されていた。捜査二課では正義の使者として、庶民の人気を呼ぶ“黄色い手袋”の逮捕に頭を痛めていた。新航空商社の社長赤木村がグラマー機の民間航空への切りかえに不正。グリー産業社長山梨の脱税。として両者は“黄色い手袋”より多額な金を奪われた。その金は翌日、ヘリコプターを使って貧民街にバラまかれた。権藤部長刑事の取調べに赤木村、山梨はユスられた覚えはないと頑張った。だが“黄色い手袋”により警視庁に提出された細かいデーターによって二人は留置された。トップ屋北条寺は婦人記者である妻のシマ子に尻を叩かれて“黄色い手袋”を追っていた。トップ社は“黄色い手袋”の正体発見に拾万円の賞金をかけた。ある夜、私立探偵紫五郎太は靴みがきの次郎の報告で銀行ギャングを発見した。しかし“黄色い手袋”の出現によって一味は逮捕された。次郎は殺し屋黒い手袋の兇弾に負傷した。黒い手袋は“黄色い手袋”をおびき出すため、五郎太、シマ子をさらって、南太平洋の禿鷹一味に渡した。だが、その裏をかいて二人を救った“黄色い手袋”は逆に禿鷹から五百万円を奪って去った。この時、シマ子と五郎太は“黄色い手袋”の首に発見したホクロが北条寺の首のホクロと同一場所にあるのに疑問を持ったが、北条寺にはアリバイがあった。数日後、都内のカメラ店、宝石商などが次々と襲われ、その現場には必らず“黄色い手袋”が落ちていた。黒い手袋、禿鷹一味の仕業である。次郎は“黄色い手袋”の正義を信じた。そんな次郎の前に“黄色い手袋”が忽然と姿を見せた。名前をかたるギャング団を退治して君たち少年の夢を守って見せると……。世の不正に単身挑戦する正義の士“黄色い手袋”−−その正体は永遠に謎の人物として少年の、いや現代人の夢の中に生きている……。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1961年
製作国 日本
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