「大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇」(2010)

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【DVD発売中】

70点70
岸田國士戯曲賞や三島由紀夫賞などに輝く人気劇作家、前田司郎の小説『大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇』を、竹野内豊&水川あさみの顔合わせで映画化。若い倦怠期夫婦が愛の情熱を取り戻すまでのシュールな道のりを綴るヒューマン・コメディだ。樹木希林、片桐はいり、荒川良々、柄本明らの強烈な個性を持つ脇役陣の登場シーンにも注目だ。

あらすじ

大木信義(竹野内豊)と咲(水川あさみ)は、長い同棲生活の末、なし崩し的に結婚してしまった新婚カップル。新居に引っ越してみたものの、気分は一向に盛り上がらず、見当たらない炊飯ジャーを巡っていつものように痴話喧嘩を始める。そんな中、近所のスーパーに買い物に出かけた咲は、不気味なコート姿の“濡れた男”(柄本明)とすれ違う。男が懐に隠し持っていた白い物体に目をとめると、それは咲たちの炊飯ジャーのようだ。あわてて男の後を追いかけるが屋上に出たところで姿を見失ってしまう。そこには点々と続く水たまりと、その先に黒く澱んだ水を湛える小さなバスタブがあるばかりだった。屋上から階段を下りて怪しげな占いコーナーの前を通りかかると、咲は占い師の女(樹木希林)から「探し物?」と声をかけられる。「探し物なら地獄にあるわよ」と渡されたのは、何と地獄ツアーのチラシ。翌日、興味に駆られた信義と咲は再び占いコーナーを訪れる。胡散臭げではあったが、炊飯ジャーの行方を知っているらしい占い師に誘われるまま、地獄ツアーに申し込む羽目に。一泊二日の旅支度を整え、集合場所の屋上にやってくると、ガイドの但馬(片桐はいり)が例のバスタブが地獄の入口だと指し示す。冗談半分で汚れた水に手を入れた信義は、あれよあれよという間にバスタブに吸い込まれ、咲も仕方なくその後を追うのだった。地獄にやってきた二人は、絶対に振り返ってはいけないという一本道で振り返り、その結果、地獄をさまよい歩くことになってしまう。得体の知れない“赤い人”(でんでん)に襲われたり、青い肌の美少女・ヨシコ(橋本愛)と出会ったり、やっとたどり着いたホテル“いいじま屋”ではいいじま(荒川良々)から訳の分からない案内を受けたり、奇妙キテレツなことばかり。果たして二人の新婚“地獄”旅行はどうなるのか。そもそも“地獄”とは一体何なのか。そして、二人は失いかけた情熱と笑顔を取り戻すことができるのか……。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2010年
製作国 日本
配給 ギャガ
ヘッド館 新宿バルト9
上映時間 121
公開日 2011年5月14日(土)公開
カテゴリ コメディ
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