「喜劇役者たち 九八〈クーパー〉とゲイブル」(1978)

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製作当時、売り出し中のタモリと愛川欽也を共演させたコメディ。この二人が浅草の舞台で喜劇役者としてコンビを組み、人気者になるというお話。タモリの中国語放送など、彼一流の話芸の片鱗をのぞかせているが、内容がいささかお粗末で、笑いが不発に終わっている。

あらすじ

港金一通称、芸利九八は一旗あげようと、ラビアンローズという踊り子についてドサ廻りをしている。ある晩、北京放送から英語放送と花モゲラ語をあやつる苦楽芸振と出会った金一は、妙にウマが合う彼とコンビを組もうと浅草に連れて帰った。ストリップ小屋の支配人・松井の計らいで、ストリップの合間にコントをやることになった金一と芸振は観客の人気を得る。ある日、ストリッパーのシルバー・緑が特出しをやって、張込み中の鬼丸刑事に現行犯で逮捕されそうになる。飛び出した金一と芸振がコントに見せかけて鬼丸を追い出し、彼女を救う。喝采を浴びる二人の舞台を観ていた村岡は楽屋を尋ね、芸振が道化症という病気で精神病院に入院していたが、抜け出してきたことを金一に告げる。二人が注目を集め始めた頃、鬼丸刑事と婦人議員団がストリップ小屋を視察にやって来た。芸振は突如議員たちにかみつき始める。舞台を観ていた村岡は、芸振の病状が悪化した事を知り、救急車を呼ぶ。金一は芸振を連れて、逃げだした。芸人なんて所詮、まともな人間なんかじゃないんだ。芸振が病人なら俺も同じだ。芸振は俺の分身であり、相棒なんだ。自分にそのように言い聞かせた金一は、芸振と共に、昔なつかしい風物が残る浅草の広場で、奇妙なコントのリハーサルを続けるのだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1978年
製作国 日本
上映時間 93
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