「スープ・オペラ」(2010)

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『イキガミ』の瀧本智行監督が、阿川佐和子の同名小説を坂井真紀主演で映画化。大学に勤める35歳の独身女性ルイが、ひょんなことからふたりの男性と同棲生活を始める姿を描く温かくてキュートなドラマ。ふたりの男性・自称画家で初老のトニーさんを藤竜也が、年下の気弱な雑誌編集者を“AAA“のメンバーで『愛のむきだし』の西島隆弘が演じる。

あらすじ

古びた一軒家に暮らす30代独身女性のルイ(坂井真紀)と叔母のトバちゃん(加賀まりこ)。トバちゃんは生まれてすぐに母親を亡くしたルイの母親代わり。今日も夕食の支度を始めると鶏がらスープのいい匂いが漂ってくる。だがある日、トバちゃんが還暦を前に恋に落ちて、突然家を出て行ってしまう。独りになったルイの前に現れたのは、見知らぬ中年男。田中十二夫(藤竜也)、トニーと名乗るその男は、勝手に庭でキャンバスを広げて絵を描いていた。ルイに追い返されても、数日後には再び現れた。その一方で、出版社勤務の親友、奈々子(鈴木砂羽)に誘われ、人気作家、井上豪とのディナーに同席することになるルイ。そこで出会ったのが康介(西島隆弘)。康介に送られて帰宅したルイは、庭から出てきたトニーと出くわす。翌日。ルイが仕事から戻ると、なぜかトニーと康介が仲良く夕飯の準備。鶏がらスープのおいしさに感激した康介が思わず“ここ住んでみたい”と口にすると、“住もうよ”とトニー。こうして3人の共同生活が始まる。ところが、ルイに見合い話が持ち込まれたり、離婚の危機を迎えていたトニーの妻(余貴美子)が訪ねてきたと思ったら、康介が仕事をクビになって帰ってきたりと、てんやわんや。そして、肉屋で働き始めた康介が商店街の人気者になった頃、トバちゃんが北海道から帰ってくることに。そっと出ていくトニー。2人きりで気まずくなったルイは康介と居酒屋に出かけるが、康介から“好きだ”と告白されてしまう。余計に気まずくなった康介が出て行ったところに、ひょっこり帰ってくるトニー。ある朝、ルイはトニーに亡くなった母の話をする。だがそれは、何かを知りたいということではなかった。大切な人たちのぬくもりを感じること。一緒にいた時間や距離に関係なく、大切な人たちはいる。ルイには、小さな頃から元気の素だった鶏がらスープもある。彼女の顔には、柔らかな光が浮かんでいた。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2010年
製作国 日本
配給 プレノンアッシュ
ヘッド館 シネスイッチ銀座
上映時間 119
公開日 2010年10月2日(土)公開
カテゴリ 人間ドラマ
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