「マカオの竜」(1965)

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日本に運び込まれたヒンズー教の名宝“ヒマラヤの星“を買い戻すべく、香港から30万ドル入りのスーツケースをさげた“マカオの竜“がやってくる。日本の組織は執拗に彼の命をつけ狙うが……。動物作家にしては珍しい題材の戸川幸夫の小説をベースにして、日本を舞台にアドベンチャー・アクションが弾ける。

あらすじ

横浜の国際港に、三十万ドル入りのスーツケースをさげたマカオの竜がおりたった。香港の宝石会社から依頼され、盗まれた数億円のダイヤの行方を追って日本にやってきたのだ。竜が探し求めているヒンズー教の名宝“ヒマラヤの星”は最初、密輸グループ塚田一派によって日本に運びこまれたものの、湾内でたちまち海賊会津一味に襲撃され、いまでは会津の手中にあった。が、そんなこととは露知らぬ竜は、塚由が経営するクラブ“シーホーク”に乗りこみ塚田から六千万円でダイヤを買いとる約束をした。そして、その帰途、竜は街のチンピラに襲われそうになったバレエ教室の教師奈美を救ってやった。奈美は二年前死んだ塚田船舶の船長の娘で、今は会津にだまされ女スパイを強いられていたのだ。竜はそんな奈美に、何度も足を洗うように説得した。が、そんなうちにも、竜の持っている三十万ドルを狙う会津一味と塚田一派は、しつように竜の命を狙った。一方、会津や塚田の動勢を探っている刑事矢代も、“シーホーク”のピアニストとして潜行していた。そのころ塚田は、情婦リエを利用して、竜をホテルに誘い、睡眠薬をのませて、竜のスーツケースを奪った。ところが、このリエは、会津の妹でもあり、スパイだったのだ。裏切られた塚田は、殺し屋をやといリエを追わせたが、殺し尾の車は途中、崖下へ、墜落してしまった。意気揚々と会津のもとに帰ったリエ。だが、スーツケースの中味はただの紙たばだった。そこへ竜が奇襲し、捕っていた奈美を逃すと、金庫を焼ききり“ヒマラヤの星”をとりもどした。そこへ竜を追って塚田もやって来た。だが多勢に無勢、竜も塚由も会津に捕り、船で海上に連れ去られた。塚田は海にほおむられたが、竜はスキを見て、助けにきた奈美のモーターボートに救われた。数日後体力の回復した竜は、単身会津のかくれ家に乗りこみ、死闘の末、会津を倒し、ダイヤを取返した。香港へたつ竜の胸に、さびしげな奈美の面影がやきついて離れなかった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1965年
製作国 日本
配給 日活
上映時間 84
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監督

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