「手のひらの幸せ」(2009)

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【DVD発売中】

70点70
実力派シンガー、布施明が書き下ろし、自身の歌手40周年記念ライブで朗読したところ大反響を呼んだ童話「この手のひらほどの幸せ」をもとにしたヒューマン・ドラマ。昭和30〜40年代を舞台に、度重なる不幸にもめげないで生きる兄弟の深い絆を描く。話題のTVドラマや映画への出演が続く若手実力派俳優、浅利陽介が映画初主演を務めている。

あらすじ

早くに母を亡くし、出稼ぎ中の父に代わって祖父に育てられた健一(河合龍之介)と龍二(浅利陽介)の兄弟。だが、健一が6歳、龍二が4歳のときに祖父が亡くなり、2人は児童養護施設に預けられる。やがて、弟の龍二は印刷所を営む雄三(村田雄浩)と郁子(生稲晃子)の竹林夫妻に引き取られる。だが、父がいつか帰ってくると信じる健一はそのまま施設で育っていく。龍二が高校生となった夏のある日。毎年恒例となった夏祭りの日、竹林家を訪れた健一は、龍二を大学に進学させたいという夫妻の願いを知る。2人の暖かい心遣いに深く感謝し、卒業したら雄三の印刷会社で働こうと考えていた龍二を説得。さらに、進学の前祝いにと新品のフルートをプレゼントする。駆け出し大工の兄がお金を貯めて買ってくれた気持ちを察し、胸を痛める龍二。そして、健一は父親に関する新たな事実を語り始める。出稼ぎに出ていた父は、不慮の事故で既に亡くなっており、無縁仏として埋葬されていたのだった。その遺骨を引き取ったのが健一で、母や祖父が眠る小さな墓に2人で埋葬に行く。父に向けてフルートで音楽を奏でる龍二。しばらく経って、龍二のもとに健一が工事現場で事故に遭ったという連絡が入る。だが、それは大学入試直前の出来事だった。兄のもとへ向かうよう勧める竹林夫妻だったが、兄が自分の大学進学を希望していることを知る龍二は、その勧めを断る。その代わり、入試が終了するとすぐに健一のもとへ向かう。龍二のことを待っていた健一は、その顔を見ると、静かに息を引き取るのだった。健一の遺骨を胸に歩く帰り道、龍二は幼い頃の出来事を思い出していた。それは、2人を助けてくれた大きな柿の木のある家での出来事だった……。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2009年
製作国 日本
配給 ゴー・シネマ
ヘッド館 有楽町スバル座
上映時間 103
公開日 2010年1月23日(土)公開
カテゴリ 人間ドラマ
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