「やわらかい生活」(2005)

【DVD発売中】

70点70
芥川賞作家、絲山秋子のデビュー作「イッツ・オンリー・トーク」を『ヴァイブレータ』の監督・脚本・主演トリオで映画化。蒲田に越した躁鬱病の女性の魂が、何人かの男性の存在によってほどかれていく様を、じっくり繊細に綴れ織る。

あらすじ

35歳。独身。一人暮らし。一流大学卒業後、一流企業の総合職、バリバリのキャリアウーマンだった優子(寺島しのぶ)。しかし、両親と親友の突然の死をきっかけに、うつ状態へ落ち込む。仕事も、男も、全てを失った。人生はどん底のまま、出会い系サイトで知り合った50歳の“趣味のいい痴漢”である建築家Kさん(田口トモロヲ)に連れられてきた蒲田を不思議と気に入り住みはじめる。理由は、この町には下町のような”粋”はないけど、今の無気力な自分をまるごと受け入れてくれる温かさがあるから。「俺のビッグマックを盗ったトンビを45オートで撃ち殺した」と自慢する、まだ幼さの残るうつ病のやくざ(妻夫木聡)、「できないんだ。EDなんだ」と告白する元同級生でEDの議員、本間(松岡俊介)。そして、競馬ですって車を駐車場から出せないから泊めてくれと突然現れた、能天気ないとこの祥一(豊川悦司)が優子の周りに集まってくる。彼らとの関わりの中で、少しずつ優子の固くなっていた心がほぐれていく。夏から秋へ。ゆるやかに結びついていた彼らとの関係は、ゆるやかに変化していくが、それは優子にとっても新しい時間へのはじまりでもあった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2005年
製作国 日本
配給 松竹=ハピネット・ピクチャーズ=衛星劇場=スカパー・ウエルシンク=住友商事
ヘッド館 渋谷シネ・アミューズ 新宿K's cinema キネカ大森 にて 全国順次公開
上映時間 126
公開日 2006年6月10日(土)公開
カテゴリ 人間ドラマ
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