「燃える南十字星」(1962)

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羽田空港で中国人女性リンヤンを助けた謎の男・三木丈太郎は、彼女の父パイミンの用心棒となる。パイミンは日本で武器を密造して海外へ売りつける死の商人なのだ。彼は丈太郎に契約解除を申し入れた工場主の暗殺を命じたが……。“エースのジョー“こと宍戸の早撃ちが見事に決まった日活アクションの快作。

あらすじ

香港から東京へのジェット旅客機に不思議な男が乗っていた。丈太郎だ。彼は隣席の中国娘譚玲羊(タンリンヤン)と親しくなり、羽田空港で彼女を誘拐しようとしたハートの政一味を軽くやっつけた。彼は針谷のキャバレーを訪ね麻薬のつつみを渡した。実は、針谷は玲羊の父譚の腹心である。丈太郎はそこで眼にもとまらぬ早射ちコルトを披露した。譚は彼を一も二もなく用心棒に雇った。その影には丈太郎を注視する朱実の姿があった。譚は日本で武器を密造し外国へ売りつける商人だった。彼は森崎の工場で武器を造り始めた。森崎は驚愕し契約解除を申し入れた。譚は森崎を消すよう丈太郎に命じた。彼のアパートへ朱実が訪ねてきた。丈太郎は数年前、譲二と名乗り朱実の父中曽根の下で動いていた。中曽根はドル紙幣偽造の手入れの際、「譲二が俺を売った」と言って死んだのだ。彼の一の子分針谷はそのとき刑務所におり、譲二の顔は知らなかったが、復讐を誓っていた。そして、ついに丈太郎が譲二であることがバレてしまった。深夜の工事場で対決する丈太郎と針谷。だが、それは駈けつけた朱実と玲羊の叫び声で断ちきられた。そのころ、用心棒毛は森崎を射ったが死を確認できなかった。そのとき顔中傷だらけの男が針谷を訪ねてきた。ナイフの殺し屋炎麻子(ヤンマーツ)だ。香港で丈太郎にひどい目にあわされ復讐に来たのだ。早速サバールと毛は彼を呼びつけた。必死にナイフと銃口を逃れた丈太郎は、ついにハートの政の一弾を食って倒れた。凱歌をあげて引きあげる毛たち……しかし、警察に収容された丈太郎の死体はいきなり元気よく立ち上ると、ハートの政とガッチリ握手していた。丈太郎こそ、香港秘密警察の日本係刑事、政は特捜班刑事殿村の変装だった。毛とサバールは譚を倒し玲羊を人質にセスナ機で最後の脱出をしようとした。丈太郎は飛行場へのりこんだ。轟然と火を吐く丈太郎の早射ちコルト。毛の拳銃も火を吹いた……。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1962年
製作国 日本
上映時間 78
カテゴリ アクション
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