「ボーイズ・オン・ザ・ラン」(2009)

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【DVD発売中】

70点70
走って、こけて、また走る。そんな主人公の姿をユーモアと共に描き、圧倒的支持を集めた花沢健吾のコミックに、舞台「愛の渦」で岸田國士戯曲賞を受賞した劇団「ポツドール」の三浦大輔が初メガホンで挑んだ話題作。純粋な恋心と勝てない性欲、人間関係を思う存分ぶつからせながら、醜態エンタイテイメントとでも言うべき独自の世界を作り上げている。

あらすじ

田西敏行(峯田和伸)は、弱小玩具メーカー・斎田産業で働く29歳のサラリーマン。ガチャガチャの激戦区秋葉原を担当するが、売り場を縮小され続け、20代最後の誕生日に行ったテレクラでは、とんでもない女に引っかかる情けない始末。そんな彼は、同僚のちはる(黒川芽以)に恋をしていた。何とか彼女とメールアドレスは交換できたものの、どうアタックしてよいか分からない田西は、営業先で知り合ったライバルメーカー・マンモス社の青山(松田龍平)に恋の相談を持ちかける。青山は田西のフリをしてちはるにメールを送り、その甲斐あって二人は少しずつ距離を縮めていく。ところがある日、田西と隣人のソープ嬢・しほ(YOU)との危うい現場をちはるに目撃され、一瞬にして田西はちはるから軽蔑されてしまう。田西はちはるへの想いを断ち切ることができず、悶々とする毎日を送っていた……。そんな中、田西は仕事帰りに立寄ったアダルトショップで、ちはると青山のデートを目撃する。田西の恋を応援していたはずの青山は、実は最初からちはるを狙っていて、しかもちはるは新商品の企画を青山に渡してしまい、退社を余儀なくさせられていた。愕然とする田西は、さらにちはるから青山の子供を妊娠した上に捨てられたことを打ち明けられる。「必ずぶん殴りに伺いますから」と青山に啖呵を切る田西であったが、今までケンカなどしたこともない。付け焼刃ながら、ナマッた身体を作り直し、青山との決着を付けるために特訓の日々が始まった。最初はバカにしていた社員たちも、田西の一途な想いと熱意に応援するようになっていく。田西は、酔いどれの上司・鈴木さん(小林薫)からボクシングを教わり、唯一の切り札“サラリーマンアッパー”を伝授される。そして遂にマンモス社に殴り込む日がやってきた。会社も周りも巻き込んで、男・田西の一世一代をかけた戦いが幕を開ける……。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2009年
製作国 日本
配給 ファントム・フィルム
ヘッド館 シネセゾン渋谷
上映時間 114
公開日 2010年1月30日(土)公開
映倫 R15+
カテゴリ 青春ドラマ
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