「青春を吹き鳴らせ」(1959)

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あらすじ

銀座クラブ“ノアール”の楽屋では、泥酔したバンドマスターが暴れ出し、楽士たちが手をやいていた。と、一人の男が飛びこんで来た。見事なパンチでマスターを眠らせ、サックスを片手に舞台に立った。客席はわいた。この音色を耳にして叫んだ男があった。「兄貴だい、山七の兄貴が帰って来たんだ」山手七郎の弟分風巻だった。彼は今では“ノアール”を牛耳るボス大沼の身内の一人でもあった。七郎は、大沼のため麻薬中毒にさせられ、病院で治療を受けて来たのだ。彼は大沼に足を洗うと宣言して去った。大沼は配下と後を追った。風巻の恋人の正子が見ていた。助けを呼ぼうとした正子を、大沼は射殺した。大沼は七郎に、足を洗うことは認めてやるから今日のことは喋るなと言った。−−七郎は楽団シックス・ガイズを編成した。すべてをサックスに打ちこんだ。ある日、正子の妹の道子が訪れて来た。風巻が不在のため、七郎の許に来たのだ。心臓マヒで死んだとは考えられないと言った。七郎は真相を打ちあけた。新楽団がデビューの日である。風巻が帰って来た。大沼は正子の死は七郎のせいだと言い、拳銃を握らせた。風巻は七郎を誘い出し、問いつめ、真実を聞いた。しかし、この時三人は大沼らに囲まれていた。七郎のパンチに大沼の配下たちは倒れた。風巻は大沼を追いつめ、遂に彼を射ち殺した。が、風巻も身に一弾を浴びていた。「兄貴、道子さんと幸せになってくれ」風巻はにっこり笑うと静かに歌い出した−−。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1959年
製作国 日本
上映時間 55
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