「楽園/流されて」(2005)

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59点59
『心中エレジー』の亀井亨監督による、一風変わった人間ドラマ。県知事の娘で局アナという高慢な女性が、うだつの上がらない漁師の青年と無人島に流されたことから始まる物語。タイトルから想起されるような安易な愛欲劇を大きく裏切る展開には、ユーモラスな視線が息づいている。

あらすじ

九州地方のとある小さな漁港。晴天の空の下、参議院候補・多々野恵利香(街田しおん)一行を乗せた選挙カーがゆっくりと進んでいく。元県知事の娘で知名度抜群の地元局アナである彼女の当選は、誰もが確実と予測していた。一行は島に渡っての選挙活動のため、恵利香の父の同級生である忠が所有する小さな漁船をチャーターする。父・忠と共に、息子の洋平(榊英雄)が船を運転することに。島に渡った恵利香たちは、米田という初老の男の家を訪ねる。昼寝の邪魔をされて不機嫌になった米田は、一行にホースの水を浴びせる。激怒した恵利香は、どうしても本土に戻ると主張する。言い出したら聞かない恵利香をその場に残し、緒方たちはスケジュールをこなすため再びチャーター船に乗り込んだ。船が戻ってくるのを待つ恵利香と洋平だが、待ちきれなくなった恵利香は港に繋いであるボートに乗り込み、洋平の制止を振り切って動かそうとする。慌てて彼女の後を追い洋平もボートに乗り込むが、大海原の真ん中でボートのエンジンが停止した。船は流され、やがて小さな島に流れ着く。そこは食べるものどころか、飲み水さえ手に入れることが困難な場所だった。お互いを拒否し、憎しみ合う二人の間に、やがて奇妙な愛情が生まれていく。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2005年
製作国 日本
配給 バイオタイド=フルメディア=AMGエンタテインメント
上映時間 106
公開日 2006年1月28日(土)公開
カテゴリ 人間ドラマ
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