「転がれ!たま子」(2005)

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69点69
デビュー作『LOVE/JUICE』が国内外で高い評価を受けた新鋭、新藤風監督の長編第2作。新たな一歩を踏み出せないでいる若い女性が、さまざまな体験を通して成長していく姿をコメディ・タッチで描き出す。一風変わった主人公のたま子に扮し、さまざまな表情を見せる山田麻衣子が魅力的。

あらすじ

運河に囲まれた町。桜井たま子(山田麻衣子)は、美容室<たつまき>を経営する母・タツコ(岸本加世子)と、高校三年生の弟・大輔と暮らしている。幼い頃、かくれんぼの最中に父が家を出て行って以来、すっかり用心深くなったたま子は、24歳になった今もどこへ行くにも鉄かぶとが欠かせない。たま子の好物は、<日進月歩堂>のジイチャン(ミッキーカーチス)が作る甘食だ。最近までは店のレジから甘食代を抜き取っていたたま子だが、「自分の甘食は自分で買え!」とタツコに言われ、たま子に恋心を寄せるトラキチが紹介した配送所でアルバイトを始めた。今日も甘食を買ったたま子は、父の平吉(竹中直人)がやっている<鳥越メカニック>へ行く。平吉は、昼は自動車修理、夜はオブジェ作りという夢見心地な人生をっている。ある日、細い道に入ったたま子は、不思議な雰囲気の少年と出会う。少年は「気をつけて」と言い、次の瞬間、向こうからやって来る自車車をよけようとしたたま子は、穴に落ちる。その頃、桜井家のリビングでは、タツコとトラキチが年の差を超えて激しい恋に落ちていた。さらに<日進月歩堂>が休業してしまった。ショックを受けたたま子は<鳥越メカニック>へ行くが、雑誌に取材されてアーティスト魂に火がついた平吉は、たま子の話など上の空。自分の部屋に戻ると、ひきこもり猫だったはずのタマまで姿を消していた。タツコとトラキチの結婚式が行われた夜、<たつまき>で盛り上がる家族や友人をよそに、たま子はひとり孤独を噛みしめる。どうしても甘食が食べたいたま子は一念発起して、街で唯一甘食を作っているパン屋に弟子入り。修行の末に甘食を作ることができるようになり、たま子の世界は少しだけ広がったのだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2005年
製作国 日本
配給 シネカノン=「転がれ!たま子」製作委員会
上映時間 103
公開日 2006年2月4日(土)公開
カテゴリ コメディ
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