「二十四の瞳〈デジタルリマスター〉」(1954)

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日本が世界に誇る巨匠・木下恵介の1954年の名作が、最先端の技術を駆使して映像を修復したデジタルリマスター版として甦った。小豆島の学校に赴任した女教師とその教え子たちが織り成すドラマや、そこに込められた反戦のメッセージは、現代の観客の心にも強く訴えかけるもの。ゴールデングローブ外国語映画賞も獲得した傑作を、美麗な映像で見直したい。

あらすじ

昭和三年四月、瀬戸内海小豆島の分校へ、新任のおなご先生として大石久子先生(高峰秀子)が赴任してくる。一年生の十二人の生徒が、初めて教壇に立つ大石先生には特に愛らしく思えた。二十四の瞳は、足を挫いて学校を休んでいる大石先生を、二里もの道のりを歩いて訪れてきてくれる。しかし大石先生は自転車に乗れなくなり、本校へ転任せねばならなくなるのだった。五年生になって、二十四の瞳は本校へ通うようになったころ、大石先生は結婚していた。貧しい村の子供たちは卒業を迎えても、誰一人望み通り進学できないのだった。八年後、日本の軍国主義の波は久子を教壇から追い出し、その夫も戦争で亡くなった。島の男の子は次々と前線へ送られ、そのうち三人が戦死した。久子には子供が三人いたが、二つになる末っ子は、栄養失調で死んだ。終戦の翌年、久子は再び岬の分教場に赴任することになる。教え児の中には、かつての教え子、松江やミサ子の子供もいた。昔の教え子たちが久子を囲んで歓迎会を開いてくれた。二十四の瞳は揃わなかったけれど、彼らの胸には美しい思い出が残っているのだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1954年
製作国 日本
配給 松竹
ヘッド館 東劇他
上映時間 156
公開日 2007年3月3日(土)公開
カテゴリ 人間ドラマ
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