「スクールデイズ」(2005)

【DVD発売中】

61点61
『世界の中心で、愛をさけぶ』の森山未來の初主演映画。元天才子役だった高校生が学園ドラマに出演。ところが、実際の学校生活でイジメられっ子の彼は、次第にドラマの中に自分の“居場所“を求めるようになっていく。思春期の逃避と依存を直視し、ブラックユーモアをたっぷり織り込んだ異色作。

あらすじ

普通の子供に戻りたい。それが8歳の相沢晴生(森山未來)が下した決断だった。0歳で芸能界デビューし、天才子役の名をほしいままにしてきたが、3歳でノイローゼになるような異常な環境に加え、両親が晴生の教育方針をめぐって対立。晴生は世間に惜しまれながら引退した。それから8年。普通の子供に戻った晴生だったが、生活はサイアクだった。家族は以前にも増して崩壊しており、豆腐健康法にのめり込む母親(いとうまい子)や、浮気に忙しい父親(鶴見唇吾)とのあいだに会話はない。高校では、同じクラスの間山(小林且弥)のパシリとしてこき使われる毎日。友達といえるのは、カメラ小僧の佐治(金井勇太)ひとり。そんな冴えない毎日と決別するために、晴生は赤ん坊の頃に出演した人気学園ドラマシリーズの最新作「はみだし!スクール★デイズ」のオーディションを受ける。経歴を面白がられた晴生は合格し、本名と同じ役名を与えられる。晴生が演じるのはクラスのイジメられっ子役、晴生。撮影開始早々、晴生はいきなり“飛び降り自殺”のシーンを演じることに。学校の屋上からジャンプした晴生の腕を、ジャージ姿の男が間一髪で掴む。男の名は鴻ノ池幸一。16年続いている国民的人気ドラマシリーズの主役にしてカリスマ的な熱血教師である。時代に合わせてジャージとヘアスタイルを変えながら鴻ノ池先生役を演じてきた俳優の赤井豪(田辺誠一)は、生徒役の若者たちの憧れの存在だった。本番以外では一言も喋らず、役に集中している赤井には、台本が透けて見えているという噂まであった。共演者の高井戸(山本太郎)からそんな赤井の伝説的なエピソードを聞かされた晴生は、ますます役にのめりこんでいく。一方、現実の学校生活は相変わらずサイアクだった。担任の俵(松尾スズキ)はドラマの鴻ノ池先生とは正反対の無気力教師で、晴生が間山たちにいじめられているのを見て見ぬふりをしている。現実でもドラマでもいじめられて自嘲気味になっていた晴生だったが、ドラマで人気者になれば片思いの夏美(水川あさみ)が振り向いてくれるという佐治の言葉に、かすかな希望を抱く。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2005年
製作国 日本
配給 ファントム・フィルム=スクールデイズ・パートナーズ
上映時間 102
公開日 2005年12月10日(土)公開
映倫 PG12
カテゴリ 青春ドラマ
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