「喜劇 爬虫類」(1968)

70点70
渥美清を筆頭におなじみ喜劇陣が顔をそろえたコメディ。金髪美人のヌードで稼ぎまくっているドサ回り劇団。ある日、警察の風紀係に一同御用となる。だが転んでもただでは起きない男たちのこと……。伴淳三郎、上田吉二郎らが脇を固めている。

あらすじ

関、山口、露木、佐倉たちは、金髪のグラマー、メリイ・ハーローを看板スターに一座を組み、北陸の田舎町で稼ぎまくっていた。外国人ヌードの全ストということで、満員つづきの毎日だったが、ある日、県警風紀係の米田刑事に関たちは捕ってしまった。おかげで、一座は演劇ヌードに転向したものの、客足はガタ落ち。四人はビフテキをぱくつくメリイを横目に、タクワンめしを食わねばならない破目になってしまった。やがて一座はその地を退散、山奥の工事現場にやってきた。だが女に飢えた髭面男たちにつめかけられ、大混乱に陥った。ほうほうの態で逃げ出した一行は、温泉場にやってきたが、追ってきたやくざに損害賠償金として十万を請求されたのだ。困ったのは一座の金を使いこんでいた関。ところが、露木たちと関が衝突している間に、肝心のメリイがいなくなってしまった。探しあぐねた彼らの前に、メリイのヒモだという九条が現われた。メリイの夫がベトナムから帰るので引き取った、というのだった。怒った四人は、九条に睡眠薬ビールを飲ませ、眠った九条を線路の上に置きざりにしてしまった。数時間後、関たち四人は宿で祝杯を上げていた。そこへ姿を現わしたのが、死んだはずの九条である。たちまち、五人は取っ組み合いの大喧嘩になってしまった。やがて五人は、精魂つきはてて倒れてしまったが、そんな彼らの視線がひとりの少女の上に注がれた。佐倉の情婦と名のって後をついてきたフーテン娘のピコである。ピコは十七歳ながら、なかなかのグラマーだった。関たちは、ピコをメリイの代りにしようと思いついた。翌日、新スターのピコが誕生。五人はまた、一座を組んで巡業に出かけて行った。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1968年
製作国 日本
上映時間 91
チケット 前売りチケットを購入する