「8月のクリスマス」(2005)

【DVD発売中】

70点70
韓流ラブ・ストーリーの名作『八月のクリスマス』を、舞台を日本に移してリメイク。余命いくばくもない主人公と小学校の臨時教員の女性との恋を、優しい眼差しで描き出す。人気ミュージシャンの山崎まさよしが、主演、音楽、主題歌を担当。映画全体のトーンを決める素晴らしい活躍をみせる。

あらすじ

父から譲り受けた写真館で鈴木寿俊(山崎まさよし)は、訪れる人々の幸せな瞬間を写真に刻み付ける、そんな仕事を楽しんでいた。ある日、友人の葬式に参列した寿俊は、店主の帰りを待ちわびて写真館の前に佇んでいる高橋由紀子(関めぐみ)と出会う。近所の小学校の臨時教員である由紀子は、急ぎで写真の現像を頼みにきたのだった。それから由紀子はたびたび写真館を訪れ、寿俊との他愛のない会話を楽しむようになる。嫁いだ妹の純子(西田尚美)は、父・雅俊(井川比佐志)と兄とのふたり暮らしを心配して、時折家事を手伝いにやって来る。縁側に座り西瓜を食べる純子と寿俊。ふと、地元に帰ってきた純子の友達、佳苗(戸田菜穂)の事が話題に上る。佳苗は、寿俊のかつての恋人だった。その佳苗が写真館を訪れ、思い出話をしていると由紀子がやって来る。佳苗の存在に驚いた由紀子は、慌てて写真館を立ち去る。小学校へ写真を届けに行った寿俊がふと体育館を覗くと、バスケットボールの指導をしている由紀子がいた。ふたりはバスケットを始め、ボールを取ろうとする寿俊の足を引っ掛けて、意地悪をする由紀子。翌日、寿敏の筋肉痛を心配した由紀子は、アイスクリームを持ってお見舞いにやって来る。ひとつのアイスを分け合って食べるふたり。学生時代からの親友、宮田亮二(大倉孝二)を誘って、居酒屋へ出かける寿俊。すっかり酔った寿俊は、冗談に見せかけて自分が病気でじきに死ぬと口にする。ある日、バイクショップの軒先で寿俊が雨宿りをしていると、傘をさして由紀子が通りかかる。相合い傘で送るお礼に、由紀子はお酒をおごってほしいと頼む。しかし、約束の時間が来ても由紀子は現れない。不意に写真館のドアが開く音がして振り返ると、そこには昼間、喜寿のお祝いの記念写真を撮ったおばあさんが立っていた。お気に入りの着物を着て、お葬式に使う写真を撮り直しにやって来たのだ。その優しい笑顔を撮影する寿俊。寿俊と由紀子は遊園地へ出かけ、帰り道、寿俊はお気に入りの場所に由紀子を案内する。高台の石階段に腰掛けて、広がる街並みを見るふたり。母を亡くした子供の頃から、寿俊はここで物思いにふけるのが好きだった。雪が降ると静かでいい、と言う寿俊に、今度の冬にまたここに来ようと答える由紀子。だが寿俊はふざけることしかできない。夜、様態が急変して寿俊は病院へ運び込まれる。入院をしたことも知らずに、毎日写真館を訪れる由紀子。いつまで経っても戻らない寿俊に宛てて、手紙を扉に挟み込む。いつまでも置き去りの手紙を持ち帰ろうとするが、誤って手紙は写真館の中へ。新しい小学校へ新任教師として赴任することを決心した夜、由紀子は写真館の窓に向けて小石を思いっきり投げつけた。そして、夏が終わりを告げる頃、寿俊は退院した。由紀子からの手紙の束を見つけ、寿俊は彼女が赴任した海沿いの小学校を訪れる。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2005年
製作国 日本
配給 東芝エンタテインメント=キングレコード=WOWOW=ミコット・エンド・バサラ=S・D・P=TOKYO FM=オフィス オーガスタ
上映時間 103
公開日 2005年9月23日(金)公開
カテゴリ ラブ・ストーリー
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