「東京騎士隊」(1961)

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前年の「くたばれ愚連隊」に続く、鈴木清順監督、和田浩治主演の第2作。父の急死で松原組三代目を継いだ高校生の孝次が、父の死に陰謀が絡んでいることを知り、真相を突き止める。和田浩治の若さにまかせたアクションが見られるが、主演を張るには貫祿不足。

あらすじ

アメリカへ留学中だった松原孝次は、土建業を営んでいる父が急死して日本へ呼び戻された。松原組々長三代目襲名披露の日、専務の三島は孝次を熱心に紹介した。だが、孝次はそんなことよりも新しく入学したミッション・スクールのサッカー試合の方に気をとられていた。試合は孝次の活躍で勝った。孝次は今度は音楽部へ入った。彼は先代の時から働いているじいやの甚作から、ホテル建設工事をライバルの徳武組に横取りされてしまったこと、父の死に疑いがあることを聞いた。数日後、ダム工事の入札が開発省で行なわれた。落札は徳武組のものときまりかけたが、孝次が不正があると談じこんで入札は保留となった。三島が徳武にしめあげられた。三島はこの入札にからんで松原組を裏切り、徳武組に入ることになっていたのだ。孝次は徳武の娘百合子に頼んで、徳武に会った。徳武は孝次を松原組の若社長として遇したが、なにかスッキリしない。その夜、クラブで孝次は徳武と三島の話し合いをテープに収めることに成功した。翌日、そのテープをもって三島と義母理枝に聞かせた。“松原組をつぶすのは訳ありません。あの女は私が手なずけてあります”理枝の顔は蒼白となった。ヤケになった三島は、徳武が孝次の父を殺したのだと口走った。徳武も本性を現わした。孝次を待ちぶせ、襲った。多勢に無勢、孝次は窮地に追いこまれていった。その時、百合子の決断によって、警察が駈けつけ、徳武一味は逮捕された。父を裏切った百合子の心情を思い、彼女を求めて孝次は駈け出していった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1961年
製作国 日本
配給 日活
上映時間 81
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