「コブラ・ヴェルデ 緑の蛇」(1987)

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70点70
風土に培われた神話、土俗的な伝説といった人類の根源ともいえるものを独自に追求してきたヘルツォーク監督がアフリカ奥地に潜入、奴隷制度という巨大な問題にメスを入れた作品。貧困の末に“コブラ・ヴェルデ“と呼ばれる山賊になり、やがて奴隷商人、さらには共和国の総督へと成り上がっていく男のてん末を描く。

あらすじ

19世紀初頭のブラジル。自らを“コブラ・ヴェルデ”と名乗る山賊のフランシスコ・マヌエル(クラウス・キンスキー)は、農園の奴隷監督として働いていたが、そこの主人クーチ(ホセ・レーゴイ)の娘に手を出してしまい、主人から奴隷商人としてアフリカのダオメーへ行くことを命じられる。野心からそれを承諾したコブラ・ヴェルデは、そこで戦争資金の調達に追われる王タカパリ(キング・アンパウ)と協力関係を築くが、戦争が終結するや王は彼を殺そうとする。そんな彼を救ったのは、革命を起こした王の甥カペン王子で、王子を助け革命を成功させたコブラ・ヴェルデは総督に任命される。ところがそんなある日、ブラジルが奴隷制度の廃止を宣言し、こうしてコブラ・ヴェルデは王子にとっても邪魔な存在になってしまう。そしてイギリスまでが、追放された彼の首に賞金をかけ、ついに逃亡に疲れ果てたコブラ・ヴェルデは、広大な砂浜に倒れ、海に身を任せるのだった。 【キネマ旬報データベースより】
原題 COBRA VERDE
製作年 1987年
製作国 西独
上映時間 113
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