「大いなる学生」(1991)

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8ミリ作品「花」で、1989年PFFアワードのグランプリを受賞。その時の審査員だった市川準の協力を得て完成した、小池隆の劇場用映画デビュー作。100年後の、地球パトロール軍や“宇宙空港建設予定地“という看板が、すでに日常の中に埋没している未来。幼稚園しか出ていない文盲の小森は、知人の告別式に行く途中、幼稚園の同級生だった植田と再会する。気は小さいが、野望は大きい植田のペースに小森は巻き込まれて……。SF的設定を小津映画のような日常に取り込み、独特の詩的イメージを醸し出している。東京乾電池の演出家でもあった岩松了が主演。他にも劇団・東京乾電池の面々が多数出演している。

あらすじ

地球パトロール軍や“宇宙空港建設予定地”という看板が日常の中に埋没している百年後の未来。知人の告別式に出席するため、知らない駅に降り立った小森は道に迷うが、それを助けた妙に世間慣れした口をきく男は、偶然にも幼稚園時代の同級生・植田だった。植田は、字の読めない小森に宇宙空港建設反対運動を手伝わせたり、虚無的で乱暴な友人・鈴木に引き合わせたりする。わけの分からないまま植田のペースに巻き込まれていた小森だったが、次第に、植田の大きすぎる野望と気の小ささに気づき、なぜか暖かな気持ちを抱いていく。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1991年
製作国 日本 
配給 ポニーキャニオン=ぴあ
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