「年ごろ」(1968)

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大学受験を控えた少女の、揺れ動く心を描いた青春映画。年上でプレイボーイの男に魅かれる“年ごろ“の少女を内藤洋子が可憐に演じる。また、当時人気絶頂のブルー・コメッツが特別出演。全編を通じて甘いラブソングの数々を聞かせてくれる。

あらすじ

大学受験を一年後にひかえた陽子は、春休みのスキー場でブルーコメッツと知りあったが、兄大介の恋人幸子が派手な男と親しくしているのを見て悩んだ。間もなく、陽子はアメリカで絵を描いていた姉夫婦を羽田に迎えに行った時、大介と幸子の間を割って入った男が、小倉というパイロットであることを知った。高校生らしく潔癖な陽子は、恋は清く真剣でなければならないと考え、小倉に直接談判すべくアパートを訪ねた。だが、陽子は小倉に、幸子とは今後交際しない、との約束はとりつけたものの、小倉の落ち着きのあるスマートな態度にすっかり心を奪われてしまった。新学期が始まって、兄の友人竹山とデートした陽子は、竹山が小倉に比べて子供っぽいのに物足りなく、羽田空港まで竹山をつきあわせて、そのまま小倉とのデートに切りかえてしまったのだ。小倉の操縦するセスナに乗り、空に舞い上っての豪快なデートに、陽子はすっかり堪能してしまった。この時から陽子は自分を小倉に応しい女にしようと努めるようになった。姉秀子の服を無断で借用したり、いかにもレディ然とした態度を装ったり、果ては初めてアルコールを口にして酔ってしまったり……。一方、家の方では、そんな陽子を心配していた。しかしある日、陽子はふと冷静になった。小倉とのデートの中に、何か満足できない自分に気づいたのだ。大人になるまでにはもっと他にしなければならないはず、そう考えた陽子の心から、小倉の姿も消えていった。小倉は、大人になりかけている陽子の年代が、しばしば憧れる素敵なオジさまであったのだが……。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1968年
製作国 日本
配給 東宝
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