「男が爆発する」(1959)

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八ヶ岳のふもとの農場を継いだ若者・謙作は事故がもとで東京の病院に入院する。入院費に困り、父と離婚した母を訪ねるが、女社長の母にはほかに息子がいた。そして謙作は異父兄弟がたくらむ八ヶ岳の土地買収計画に巻きこまれていく……。地方を舞台にした、裕次郎=舛田利雄の名コンビで描くアクションもの。

あらすじ

八ケ岳山麓に室戸農場がある。室戸米次が切り開いた。息子の謙作が父のあとを継いだ。米次の喧嘩相手古平の一人娘、千恵子が恋人だった。農夫紋太の妹夏子も彼が好きだ。−−蕗枝は開発省の土木部長宇津の妻だった。夫がダム汚職で逮捕され、彼女は夫の不正を初めて知り、死ぬためにこの土地にきた。謙作が蕗枝を助けたが、足をすべらせ谷底に落ち眼をやられた。東京の病院で手当てを受けた。蕗枝は彼に夫の金を入れたバッグのカギを渡した。山男の純朴さにうたれたという。入院費に困り、謙作は病院を脱走し、伊達兼子を訪ねた。実業家クラブの女社長。謙作の母だった。米次と別れた。功という息子があった。彼は興部産業にい、宇津と組んで八ケ岳の山麓の土地買収を計画していた。足がかりに謙作の農場の売収をたくらんでいる。兼子は謙作に冷たかった。功は米次にあい農場を抵当に甲府の山本という男から借りた金を、功が肩代りしたのをタネにせめた。古平も謙作の援助を断った。謙作は大勢の農夫のために、蕗枝の金を功へ渡した。父が死に、謙作が農場主になると、功たちは乗っ取りに拍車をかけた。農夫たちの心が動揺した。紋太が煽動したと思い、謙作は草原で彼と闘い、のち二人で農場を守ろうと誓いあった。謙作は上京し、興部産業の社長に会おうとした。夏子が千恵子と彼のために自殺した。蕗枝は宇津と別れて一人で生活していた。彼女が誰からも相手にされず絶望した謙作を救った。興部丸発足レセプションに、彼女は謙作を連れていった。功が彼につかみかかった。謙作は皆に興部社長の計画をあばいた。殺し屋のピストルが彼を狙った。兼子が悲鳴をあげ、ピストルがそれ、功にあたった。兼子は謙作に功が弟であることを知らせた。興部の観光事業計画は中止された。蕗枝からの金は兼子が清算してくれた。謙作は千恵子と共に農場へ向った。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1959年
製作国 日本
配給 日活
上映時間 97
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