「サマータイムマシン・ブルース」(2005)

【DVD発売中】

78点78
『交渉人・真下正義』の本広克行監督が、京都の劇団“ヨーロッパ企画“の舞台にほれ込み、同劇団の主宰者、上田誠に脚本を依頼。なんとも小さな目的のため、今日から昨日へ旅立つ大学生たちのドタバタ騒動を描いた痛快SFコメディだ。瑛太、上野樹里ら、若手スターがフレッシュな演技を披露。

あらすじ

夏休み中のとある大学のグラウンド。炎天下の中、「SF研究会」の男子学生が野球をしている。ピッチャー小泉(川岡大次郎)大暴投、空振りする甲本(瑛太)。新見(与座嘉秋)はボテボテのゴロをトンネル。代わったピッチャー石松(ムロツヨシ)は、力強い投球でバッター曽我(永野宗典)にデッドボール。そんなユルい風景をカメラクラブの女性部員・伊藤(真木よう子)が写真に収めている。いつもと同じ、夏のけだるい一日。SF研の部室には様々なオモチャやゲーム、石松があちこちから集めてきたガラクタが所狭しと置かれている。みなSFの研究などせずに、クーラーのある部室で涼みながら、だらりと夏休みを過ごしているのだった。その奥にはカメラクラブの暗室があり、もう一人の女性部員・柴田(上野樹里)は来月のグループ展に向けて、SF研の顧問で大学助手の保積(佐々木蔵之介)の顔のアップを撮影している。5人は運動のあと、各自マイ洗面器を持っていつもの銭湯へ。すると新見が突然、愛用の「ヴィダルサスーンがない!」と騒ぎ出す。誰が取ったのか結局分からず、風呂を出てからもフテ腐れたまま。石松は皆と別れて薬局の前に置かれたマスコット「ギンギン」を部室に持ってきてしまう。甲本も「ちょっと寄る所あるから」と告げ、映画館で前売券を2枚買う。実は柴田に密かに想いを寄せていて、映画に誘おうと思っているのだった。ところが部室に帰ってくると、なぜか皆が騒いでいる。「洗面器、持ってるじゃないですか!」と曽我。「お前やっぱ盛り上げるなあ」と新見。伊藤や柴田も「初めて見るよねえ」「本当にやるんだ」と興味深げ。甲本は何のことだかワケが分からない。と、曽我が「こうやればいいじゃないですか?」と手を振った勢いでアイスがすっぽ抜け、その連鎖反応で新見が持っていたコーラがクーラーのリモコンにこぼれてしまう。なんだか不思議な一日は、サイアクな事故で終わろうとしていた。翌日の昼下がり。クーラーが使えなくなり、リモコンの修理を顧問の保積に頼むが、直すどころか壊してしまう。甲本は柴田を映画に誘うが「昨日言ってた彼女に悪いからいいよ」と断わられてしまう。甲本には彼女はいないし、昨日の騒ぎの理由も結局なんだか分からない。皆が部室に戻ってくると、なぜかマッシュルームカットの見知らぬ男が一人。「ここってSF研ですよね」「そうですけど、誰?」「いや、あの、失礼します!」と去っていく。こんな時期に入部希望?と気持ち悪がる5人だが、ふと見ると部屋の隅に見慣れぬ物体が置いてある。ダイヤルとレバーが付いた金属の物体は、まるでタイムマシンのよう。みな冗談で曽我をタイムマシンに乗せてみる。ところがレバーを下に倒した瞬間、曽我は閃光と共に機械ごと消えてしまった! 一体どうなったのか不思議がっていると、再び閃光と共におびえた表情をした曽我が戻ってくる。「今日は昨日じゃないですか?」とパニックになっている曽我。どうやら本物のタイムマシンらしい。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2005年
製作国 日本
配給 東芝エンタテインメント=ROBOT=博報堂DYメディアパートナーズ=IMAGICA
上映時間 107
公開日 2005年9月3日(土)公開
カテゴリ 青春ドラマ
チケット 前売りチケットを購入する