「ジャム・セッション/菊次郎の夏〈公式海賊版〉」(1999)

100点100
「犬と歩けば/チロリとタムラ」の篠崎誠が、北野武の「菊次郎の夏」の製作現場をデジカムで追いかけたメイキング・ドキュメント。とはいえ、映画ライター時代から北野映画に深い理解を示していた篠崎だけに、通常の映画舞台裏ものとは一線を画した内容。ナレーションも音楽も不使用。テロップも最小限に抑えられており、映画撮影の流れを追うのではなく、北野映画の現場に観客を放り込むような映像がストイックに連なっている。監督・北野武の“素顔“もさることながら、美術スタッフがアイデアを結晶化させていく場面などにも見ごたえあり。

あらすじ

北野武監督の「菊次郎の夏」の製作段階から撮影現場、そして初号試写まで密着していくカメラ。撮影風景やその合間のなごやかな時間、演出する北野監督の様子、また突然仕上げスタジオに現れた侯孝賢監督と北野監督の映画談義などが映し出されていく。北野監督は、最後のインタビューに答えて語る。「自分の本質が出てしまうのが映画だね。テレビでは自分をどんなに作っても、映画ではつい自分が出てしまう」と。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1999年
製作国 日本
配給 オフィス北野
上映時間 93
公開日 1999年7月3日(土)公開
カテゴリ ドキュメント
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