「FRIED DRAGON FISH」(1996)

73点73
オペレーターとして探偵事務所にやって来たプー・リンウォンは、高級魚ドラゴン・フィッシュが盗まれたという資料を目にする。その魚のことを調べるうちに、プーは熱帯魚の水槽に囲まれて暮らすナツロウという少年と出会うのだった……。岩井俊二がCHARAの歌『Break These Chain』に触発されてTVドラマとして作った無国籍ハードボイルドで、「スワロウテイル」のオリジナルとも言える作品。1996年に劇場公開された。

あらすじ

データバンク“デルタワークス”のオペレーターとして相田探偵事務所に派遣されてきたプーは、ひょんなことから、トーマス・アーウィング博士の所有するドラゴンフィッシュが盗まれた事件の調査に首を突っ込むことになった。相田は、盗まれたドラゴンフィッシュが時価数千万円のスーパーレッド・タイプに違いないとにらんでおり、アーウィングがそれを隠していることから、ひそかに横取りしようと企んでいたのだ。容疑者のトビヤマが潜伏しているらしい地域を特定したプーは、アジトを探すうちに、ドラゴンフィッシュを始めとする何匹もの熱帯魚を飼っている夏郎という青年に出会う。調査の一環で夏郎に接近したプーだったが、次第に彼の不思議な魅力にとりつかれ、ほのかな恋心が芽生えるのを感じていた。ところが、夏郎の正体は世界的なテロリストのトビヤマが抱える殺し屋だった。やがて、警察の捜査の手がトビヤマに回ってきたことで、夏郎はプーの前から消えなければならなくなる。彼はプーにドラゴンフィッシュをプレゼントすると、トビヤマとともに海外へ逃亡した。アーウィングがドラゴンフィッシュ密輸の罪で逮捕されたことを知ったプーと相田は、夏郎が置いていったドラゴンフィッシュがスーパーレッドではなく普通のタイプだったため、それをフライにして食べてしまう。その時、TVのニュースでは、アーウィングが普通のドラゴンフィッシュにスーパーレッドの卵巣を移植して密輸していたことが報じられていた。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1996年
製作国 日本
配給 フジテレビジョン
上映時間 50
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