「カラオケ」(1998)

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佐野史郎が自作の長編小説「ふたりだけの秘密」を原案に撮り上げた初監督作。久々の再会でそれぞれのノスタルジーを募らせる男女7人の友情を、しみじみと浮き彫りにする。

あらすじ

ある地方都市。写真屋を営んでいる児玉泉は、その朝、テレビのワイドショウを見てびっくりした。高校時代の親友・林洋平が、20歳も年の違う人気絶頂のアイドル歌手・星野のぞみと電撃結婚していたからだ。忘れかけていた洋平の突然の知らせを受けて、泉はかつての仲間とクラス会を計画する。参加メンバーは、音楽教師をしている亜子、離婚して娘と実家に戻ってきている淳子、医師の相田、造り酒屋の妻の芳江、市役所に勤めている大場だ。さてクラス会の日、のぞみと一緒に両親の墓前に結婚の報告をしに、たまたま故郷に帰ってきていた洋平を交えてクラス会が開かれた。懐かしい話に花を咲かせる7人。彼らの話は一次会が終わっても話は尽きず、二次会でカラオケ・ボックスに行くことになる。懐かしい歌を歌い、盛り上がる泉たち。ボックスで一夜を過ごした7人は、翌朝、それぞれの家庭へ仕事へ戻っていくのであった。しかしその日、再び泉はワイドショウを見て驚く。洋平とのぞみが帰りの高速で事故を起こし、帰らぬ人となってしまったのだ。そのニュースを知った洋平は、淳子の元へ急いだ。実は、泉には淳子に黙っていた秘密があったのだ。それは、洋平が東京へ出ていった日に、淳子に渡してくれと洋平から頼まれていた本を、嫉妬心から淳子に渡さずじまいしていたことだった。しかし、どんなに悔やんで淳子に告白しても洋平は帰ってこない。その夜、泉は息子の渚が反抗的な態度をとったことに腹を立てた。彼は渚を殴り飛ばすが、思春期真っ直中の渚には親には話せない秘密がたくさんある年頃なのだ。そんな息子の姿を見てやるせない気持ちになった泉は、家を飛び出してしまう。そして、クラスメイトと共にカラオケで洋平の好きだった『戦争は知らない』を歌うのであった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1998年
製作国 日本
配給 ヘラルド=TBS
上映時間 94
公開日 1999年6月12日(土)公開
カテゴリ 人間ドラマ
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