「新選組〈1969年〉」(1969)

【DVD発売中】

60点60
おなじみ新選組の物語を三船敏郎の独立プロ・三船プロが製作し、彼自身が近藤勇を演じたオールスター・キャストの娯楽大作。新選組結成、芹沢鴨暗殺、池田屋斬り込み、鳥羽伏見の戦い、流山の別離、近藤勇の最期など盛りだくさんの見せ場がかけ足で紹介されていく。

あらすじ

文久三年一月。武州多摩で然理心流の試衛館道場を開く近藤勇は、相談相手の土方歳三や、門弟沖田総司らと浪士隊に応募し、京に向った。隊には水戸浪士芹沢鴨らも参加していた。江戸逆戻りの命に背いた近藤らと芹沢ら十三名は、松平肥後守御預けになり、同年三月、新選組が誕生した。七条に住むお雪、お孝の美しい姉妹が近藤に心を寄せた。近藤と共に実権を持つ芹沢の乱暴狼籍は、目に余り、遂に近藤は、土方、沖田らと、芹沢を暗殺した。新見錦ら芹沢派も、次々と斬られ、新選組の実権は完全に近藤が握った。新選組の名は洛中に鳴り響いた。元治元年六月五日、政変で失墜した長州派の志士たちは池田屋に集っていた。これを探知した近藤らは、僅か五名で、突入した。乱闘二時間余り、凄絶な斬り合いの末、志士の即死七名、生補りなど二十余名を数えた。新選組の圧倒的勝利だった。以来、新選組は、幕臣の信頼を集め、羽振りもよくなった。しかし幕府は衰亡の一途を辿っていた。近藤は、幕府の危機を悟ったが、節を曲げず、最後まで幕府のために働く初心を変えなかった。近藤とはそういう男だった。鳥羽・伏見の戦いに敗れた近藤らは、江戸へ帰った。そして、甲陽鎮撫隊を率いた近藤は、戦い利あらず、下総流山で官軍にくだった。慶応四年四月二十五日、板橋の刑場で、近藤勇の首は胴を離れた。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1969年
製作国 日本
配給 東宝=三船プロ
上映時間 122
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