「ショムニ」(1998)

20点20
ドラマも大ヒットした同名コミックを映画化。舞台は落ちこぼれOLたちが集まる、ある企業の庶務二課。キョーレツな個性を持つ彼女たちの、破天荒な勤務スタイルが痛快だ。

あらすじ

処女を捧げようと思っていた彼氏にフラれた翌日、満帆商事経理課のOL・塚原佐和子はヘルプとして庶務二課に派遣された。庶務二課、通称・ショムニは、落ちこぼれOLが集められた会社のハキダメ的部署だ。メンバーはショムニを仕切る坪井千夏、魔性の女・宮下カナ、自己鍛錬に余念がない丸橋由美子、ほら吹きの徳永佳代子、存在感のない井上課長、そして野良猫のブッチャ。恐る恐る地下の電気室の奥にあるショムニに赴いた塚原は、しかし噂とは違い郵便の仕分けや備品の配達、蛍光灯の取り替えなどテキパキと仕事をこなす彼女たちの姿を見て、ショムニこそ会社の宝だと思い込でしまう。だが、それも午前中いっぱい。千夏たちは昼食にビールをかっくらい、午後は事務椅子を改造して社内ドライヴを楽しむ有り様。塚原は、つくづく自分の認識の甘さを痛感するのだった。就業時間も無事終わり、アフターファイブ。ショムニの面々は、それぞれの夜を満喫する為に街へ繰り出していった。その日、誕生日だった塚原も自分のお祝いをすべく渋谷の街へ行くが、彼女はそこで壁画を描くハンサムな絵描きと出会い、彼にキスされる。初めてのナンパで、いきなりのキス。すっかり舞い上がってしまった塚原は、しかしどうしていいか分からず男のことなら百戦錬磨の千夏のマンションへ助けを求める。塚原の話に興味を示した千夏は、穴崎という男が運転する暴走幼稚園バスに乗り込み絵描きのいた場所へ急ぐが、既にそこには彼の姿はなかった。ガッカリする塚原。千夏はそんな彼女を再びバスに乗せると、津田社長との不倫を楽しむカナのところへ邪魔に入ったり、実家が屋形船を経営している徳永と一杯やったり、丸橋が脚本を書いたAVの撮影現場に潜入したりと夜の東京を駆けめぐる。やがて、千夏たちは一軒のファミレスに入るが、そこで塚原と絵描きは運命的な再会を果たし、見事処女喪失に成功する。ところが、絵描きは新手のナンパ師だったのである。処女となけなしの3万円を奪われた塚原は、千夏や騒動に巻き込まれたSM趣味の津田社長らを乗せてバスを暴走させる……。明け方近く、赤ん坊が生まれたとの連絡が入った松重と別れた千夏と塚原は、牛丼屋で一杯やりながらアンパンマンの歌で盛り上がった。一夜明けて、出勤時間。昨夜の騒動で一皮むけた塚原は、経理課長にショムニへの転属希望を提出する。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1998年
製作国 日本
配給 松竹
上映時間 93
公開日 1998年11月28日(土)公開
カテゴリ コメディ
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