「酔夢夜景〈よいゆめやけい〉」(1998)

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春に公開された浅田次郎原作の「ラブ・レター」を思い起こさせる設定のラブ・ストーリー。金のために中国人女性と結婚したアル中の青年。彼の胸によみがえる“思い出“を綴る。

あらすじ

元F3レーサーで、今はホテトル嬢を車で送る仕事をしているアル中の茂の元に、警察から妻が強盗に殺されたという知らせが届いた。「妻?」。戸惑いながら彼は、一年前に中国人女性・美鈴と偽装結婚していたことを想い出す。当時、酒とギャンブルによる借金で首が回らなくなっていた茂は、ホステスとして出稼ぎに来た美鈴と偽装結婚した。それで茂は人生をやり直す為の金を手に入れ、美鈴はビザを手に入れ、そしてふたりはそれぞれに新しい人生を歩み出す筈だった。だが一年後、茂は相変わらず酒に溺れる日々を送り、美鈴は何者かに殺されてしまった…。美鈴の住んでいたアパートの管理人から荷物の処分をしてくれと言われ、訪れた美鈴の部屋で彼女の親友・秀明と会った茂は、美鈴が茂のことを心の支えにしていたという話を聞かされる。その一方で、美鈴が働いていたクラブのママ・瑞芳は、美鈴が身勝手で金に貪欲だったと彼に話した。偽装とは言え結婚した女のことを何も知らない自分に、茂はやるせない気分になっていく。そんな彼に、ヤクザがドライバーとしての腕を見込んで接近してきた。落ちるならどこまでも落ちてやる。自暴自棄になった茂は、その仕事を受けることにした。しかしある日、警察から犯人が捕まったとの知らせが届く。そして、刑事は今は茂の部屋にある美鈴の遺影の前に、犯人から押収した指輪を置いていった。それは、入管審査を前に茂が美鈴の為に買ってやったイミテーションの指輪に違いなかった。美鈴は、それを強盗から守ろうと争って殺されたらしい。そのことを知った茂は、ヤクザの仕事を断り引っ越し屋に就職。美鈴の両親に仕送りしながら、今度こそ新しい人生を踏み出そうとするのであった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1998年
製作国 日本
配給 ゼアリズ
上映時間 81
公開日 1998年8月8日(土)公開
カテゴリ ラブ・ストーリー
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