「宮本武蔵〈1954年〉」(1954)

78点78
戦前から何度も映画化された吉川英治の剣豪小説を稲垣浩監督と三船敏郎の名コンビで映画化した大作。関ヶ原の戦いに参加して敗れた武蔵が、沢庵和尚の教えで修行の旅に出るまでが描かれる。

あらすじ

新免武蔵と本位田又八は出世を夢みて関ケ原の戦さに参加して敗れ、伊吹山中をさ迷い歩くうち、お甲と朱実の母娘に救われた。又八は朱実に惹かれるが、彼女は男らしい武蔵に心を寄せる。ある夜、野武士辻風典馬一味がこの家を襲うが、武蔵は木剣で多くを倒した。お甲は彼に言い寄るが武蔵ははねのける。お甲は腹いせに又八と夫婦になり、朱実をつれて三人で出奔する。武蔵は故郷宮本村に帰るが、又八の母お杉婆は息子が帰らないのを武蔵のせいにして恨んで、関所破りとして役人に追わせる。沢庵和尚は山中に逃げた武蔵の心が荒むのを憂え、又八の許婚お通と二人で武蔵を連れ出し、沢庵は武蔵を杉の大木に吊りさげて武道一点ばりの彼を戒める。その夜、お通は彼を救い、二人は助け合って逃げた。お通は追手に捕えられ、武蔵は彼女を救うため姫路域に忍びこもうとする。彼の人物を惜しむ沢庵は、お通の無事を告げ、彼を天守閣にとじこめ文を学んで道を開けと教える。その頃お甲と朱実は京都で料亭を営み、剣の名門吉岡清十郎は朱実に恋したが、彼女は今も武蔵を思っていた。城内で三年の修業をつんだ武蔵は見違えるような人物となり、その年月城下で武蔵を待ったお通と、心を鬼にして別れ、修行の旅に立った。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1954年
製作国 日本
配給 東宝
上映時間 94
チケット 前売りチケットを購入する