「ヒナゴン」(2004)

63点63
70年代に広島県比婆郡で実際に起きた珍獣発見騒動を基に、人気作家、重松清が書き下ろした『いとしのヒナゴン』を映画化。謎の生物の目撃情報で沸く町で巻き起こる大騒動がコミカルに綴られる。原作の魅力を存分に引き出した『ぷりてぃ・ウーマン』の渡邊孝好監督の手腕も見事だ。

あらすじ

累積赤字が重なり、隣町との合併問題に揺れる広島の田舎の小さな町、比奈町。その町役場に謎の怪物ヒナゴン目撃の大ニュースが飛び込んできた。今もヒナゴンの存在を信じる元ヤンの若き町長イッちゃん(伊原剛志)は大喜びで、高らかに”類人猿課”の復活を宣言した。実は比奈町には30年前にもヒナゴンの目撃騒動があり、役場は類人猿課を作ったり、一時的に日本中から注目を浴びて大ブームになったものの、最後にはマスコミに嘘つき村と叩かれ、大恥をかいたつらい歴史があった。合併するしないで、町を二分して大混乱中の兆民たちは「類人猿課?!」なんて、とんでもないと大反対! 東京からUターン、比奈町の類人猿課に就職することになったのが信子(井川遥)。30年前のヒナゴンの第一発見者・ホラ健(夏八木勲)の孫である彼女を、町長イッちゃんは大歓迎する。子供の頃、ホラ健の話を信じヒナゴン探検に出かけ、山の中でヒナゴンに出会ったのが、誰であろうイッちゃんだったのだ。でも、現代の比奈の子どもたちは、ヒナゴンという未知なる生物を想像することに悪戦苦闘。子どもたちにどう接すればいいのか悩んだ比奈の教師は、生徒たちをヒナゴンがいるという森の中へ連れて行くのだが…。一方、ヒナゴンはおる! 合併問題反対! とわが道を突き進む町長イッちゃんの立場は悪くなる一方、ついに町長選に突入することになった。そんな時、大騒ぎの町を一つにさせる、ある事件が起きる。それは「信じる」者だけに許される奇跡だった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2004年
製作国 日本
配給 ビデオプランニング=「ヒナゴン」制作委員会
上映時間 121
公開日 2005年7月30日(土)公開
カテゴリ 人間ドラマ
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