「緋牡丹博徒・鉄火場列伝」(1969)

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85点85
明治中頃の四国・徳島。百姓たちは地主である旦那衆にしいたげられて、小作争議を起こすが、旦那衆の命をうけた鳴門川一家は、悪どい仕打ちに出る。ついにお竜の怒りは爆発し、阿波踊りに興ずる鳴門川を倒す。のちに「仁義なき戦い」の脚本を務める笠原和夫が参加している。

あらすじ

明治中頃の四国徳島。緋牡丹のお竜は、子分清吉を重病のまま刑務所から出迎えたものの、折からの嵐の中で途方に暮れてしまった。そんなお竜を救ったのは江口、だが清吉は世話になった藍の小作人茂作の家で他界した。その頃、百姓たちは地主である旦那衆にしいたげられて、小作料争議を起していた。ところが旦那衆は江口を代表とする交渉を拒否、鳴門川一家は旦那衆の命によって悪くどい仕打ちに出た。この鳴門川は四国一帯に勢力を伸ばす観音寺親分と手を結び、徳政一家を乗っ取ろうとしていた。そんな折、茂作の息子猪之吉がイカサマをしたことから、江口が傷つけられ、千吉が殺された。遺体を引取りに来たお竜、鳴門川、それに千吉の親分武井の間に殺気がみなぎった。だが、居合わせた三次の機転で事なきを得、お竜は窮地を救われた。三次から鳴門川の悪事を聞いた武井はお竜と手を結び、観音寺を敵に回した。そんなある日、清吉に怨みを持つ博徒の小城がお竜に迫った。だが、小城はお竜の態度に好意を抱き、勝負をあずけた。お竜が熊虎を尋ねて道後へ向った留守に、鳴門川と観音寺は武井を闇討ちし、阿波踊りの当日を迎えた。三次は、武井に対する恩義から大尽賭博の真っ只中に乗り込んだが斬られ、小城の看病のかいなく死んだ。お竜の怒りは爆発し、阿波踊りに興ずる鳴門川を倒した。一方、お竜から事の一部始終を聞いた熊虎も観音寺の前で盃を割ると容赦なく斬り込んだ。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1969年
製作国 日本
配給 東映=東映京都
上映時間 110
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