「日本女侠伝 鉄火芸者」(1970)

【DVD発売中】

35点35
子供の頃、見ず知らずの男から受けた恩が忘れられず、10年たった今でもその男のために操を守り通していた辰巳芸者の小しず。偶然にも彼女はその男・小林勇吉とめぐり合うが、彼はヤクザ稼業に身を染めていた。

あらすじ

子供のころ見ず知らずの通りすがりの男から受けた恩が忘れられず、十年たった今でもその男のために操を立て通している辰巳芸者小しずが、その男小林勇吉にあったのは、年に一度行なわれる羽織会の留めを毎年勤めていた先輩仇吉に代わり、自分が内定したことを、小しずが父親のように慕う米問屋浅井喜一郎に報告しにいった時のことだった。勇吉は浅井のもとで荷揚げの組頭として働いていたが、やくざ、刑務所とすさんだ生活を渡り歩いて来た勇吉には小しずの記憶はなかった。一方、仇吉の旦那で米穀業・安川重平は義心会の総長竹上や政界の黒幕と手を組み悪どい商法で私腹を肥やしていたが、これに反対する浅井は急場の策として朝鮮米を買いつけるが、安川の工策により、政府の命令で朝鮮米は陸揚げ禁止となる。浅井の窮地を見かねた小しずは単身政界の大物牧浦奇堂伯爵の還暦祝の席に出むき、米の一件をこん願する。さしもの奇堂も小しずの一途な態度に感銘し、解決に乗りだしたため待望の朝鮮米が陸揚げされ浅井の窮地は救われたが、発売を明日に控えた夜、突如、義心会の放った火により米蔵は炎上してしまう。駆けつけた浅井は義心会の手によって闇討ちされ、必死に消火につとめた勇吉らの努力も空しく全焼してしまう。羽織会の当日一心に“保名”を舞う小しずを見まもる勇吉に浅井の死が知らされた。怒りに燃えた勇吉は単身、安川めがけて殴りこんでいった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1970年
製作国 日本
上映時間 100
カテゴリ 仁侠/時代劇
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