「地獄の祭典」(1963)

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宍戸錠がライフルの名手に扮して、愛用の銃を奪ったヤクザ一家に挑戦する日活アクション映画。やがて彼は、東南アジア一帯に君臨する麻薬王スペードをめぐる三つ巴のヤクザ同士の争いに巻き込まれていく。目にも止まらぬ鮮やかな宍戸のライフルさばきが見ものだ。原作は遠山照彦の同名小説。

あらすじ

哲はライフル銃を持たせれば天下一品の腕前だ。その哲が横浜港に降りたち、ふとしたはずみから、愛用の銃を盗まれ、おまけに留置場にぶちこまれる羽目となった。数日後、ハマの鉄砲店、質屋と歩きまわったが見つけることは出来なかった。が、サルベージ会社々長篠原に殴り込みに入った黒塚組の一味の中に、あのライフルをもつロクを見つけた。黒塚組の根城はキャバレー「キューピー」の地下室だ。ロクを追って来た哲は、居並ぶ乾分の目前でロクの目玉を射ち抜いた。数日後その腕をみこまれた哲は、中国人周とのペイ取り引きに立ちあった。途中、荷物を狙う李一味に襲われたが、哲の機転でいけどり、黒塚の目前にさし出した。がその李は「スペード」と謎の言葉を残して射殺された。スペードとは、東南アジアに君臨する麻薬王で、暗殺の噂が広がっていた。これを聞いたマックはこれ幸いと運搬中の一億五千万のペイを隠匿したのだ。これを知った哲は、逆にマックを利用して、その隠謀をくずす工作に出た。まず周からペイを奪い海に沈めた哲は、皆の注目の中、沈められている麻薬船の引き揚げに海に入った。が揚って来たのはスペードのカードを持った潜水夫の死体であった。スペードの影におののく黒塚の面前に、俺がスペードさとあざわらう男二人、周と「キューピー」の支配人東宗明だ。三つ巴のみにくいやくざの争いに哲のライフルは火をはいた。全ての争いは、一瞬にして解消した。翌日貨物船上に立つ哲の手には、ライフル銃が朝日に輝いていた。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1963年
製作国 日本
配給 日活
上映時間 94
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