「新男の紋章 度胸一番」(1964)

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第4作で監督は松尾昭典からベテランの滝沢英輔にかわった。竜次は、軍医として中国戦線に赴き、いちだんと成長して帰国する。戦友の実家の組の窮地を救うために竜次は、母の義弟で自分には叔父にあたる男と闘うことになる。

あらすじ

軍医として出征した竜次は、中国戦線で部下だった流れやくざの虎鮫を連れて帰還したが、乾分の待つ自宅には帰らず、清村組の一人息子の遺品を届けに寄り道をしていた。清村組では、組で請負っている帰国兵舎工事の資金を乾分の鈴木に持逃げされ困り果てていた。それを知った竜次は請負の代人を戦死した清村の代りにと買って出るのだった。村田組を卒いる義母のきよ、そして晴子らは竜次の帰還を心から喜んでくれた。翌日から竜次の活躍が始った。建設予定地の下見に出かけた竜次は、その土地が笹塚の縄張りであり、その笹塚には渡世人の間でも評判の悪い徳三がつき更に町長までがグルと知った竜次は、師団本部に親友の藤木中尉を訪ね、将校の軍装一式を借り出した。彼は辰と虎鮫にそれを着せて、ニセ憲兵になりすまし、町長を脅かして作業員集めに成功した。怒り狂った徳三は、かくまっている鈴木をしめあげて、持逃げの工事資金を出させようとした。そのため鈴木は責め殺された。それを知った鈴木の内妻で芸者の芳子は、自分に預けられた例の金を竜次にさしだし、涙ながらに仇を討ってくれとせがむのだった。資金が出て、作業員が集り工事は無事に終了した。竜次の腕を見込んだ師団司令部は中国大陸での工事を、大島組にまかせるという大任を竜次に預けた。そんな竜次に徳三から決闘状がつきつけられた。それを知った村田組の代貸佐平次は、きよに急報した。きよの話から、徳三はきよの義理の弟であり自分には叔父にあたると聞いて竜次は愕然とした。停車場の引込線の間で対決する竜次と徳三の姿。しかし、敵わぬと知った徳三は必死になって逃げ出した。だが、逃げ損った徳三は引込線の蔭から飛び出した列車にはねられていた。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1964年
製作国 日本
配給 日活
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