「銀座の次郎長・天下の一大事」(1963)

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あらすじ

精一杯に飾った櫓が屋上に組まれ、銀座は夏祭りの最中だ。櫓の上で音頭をとるのは銀座の次郎長ことカレーハウス「ジロー」の若旦那、清水次郎である。放送局のマイクも出動してこの実況を流していたが、インタビューで「銀座を富士山麓に移転させようという政府の方針がある」と聞かされた、父の長五郎は、カンカンに怒ってしまった。長五郎は生粋の江戸っ子なのだ。今は店を次郎にまかせて、もっぱら親切運動に専念している。そんなある日、次郎の店に十五・六才の少年が、無銭飲食で捕った。良夫という少年は幼い時別れた父を探しているのだという。その写真からその男は町内一のがめつい質屋の親爺の渋七だと判り、話は決着した。次郎達の町内に“銀座情報社”という赤新聞があった。その首領夕立勘九郎は、しきりに銀座移転を書きたてて、富士山麓のインチキ土地を売りつけようと、やっきになっていた。これを苦々しく思っていた次郎は、銀座情報に乗り込んで勘九郎一味をうちのめした。そんな折、長五郎が若い時生ませた子だという男がたずねてきた。真っ蒼になる長五郎を前に次郎はこの太郎と名のる男を自分の兄として家に入れた。面目を失った長五郎は、富士山麓へ向った。富士山麓の土地が安いと太郎に吹き込まれ、女房や息子の土産にと思ったのだ。フジヤマ研究所なる怪し気な別荘で、クロヒーモなる男から、富士山の裾野の土地を契約し、ヘソクリをそっくり投資した。意気揚々として東京へ帰って来た長五郎は、自分の買った土地がすでに渋七のものであったと知り、愕然とした。クロヒーモは名うてのインチキブローカーだったのだ。だが、実はクロヒーモの企てにのって、長五郎の息子と名乗った太郎の置手紙からクロヒーモの本拠を襲い、事件は解決した。次郎の侠気に反省した太郎の顔も明るく輝いていた。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1963年
製作国 日本
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監督

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