「黄金の野郎ども」(1967)

80点80
大山組と黒田組の抗争に巻き込まれた笹田組幹部の立原は、汚ない策略から自分の組に命を狙われる。非情な仕打ちに怒った立原は、組長の笹田を射殺、横浜から姿を消した。それから2年、横浜は黒田組が一帯を掌握し横暴の限りをつくしていた。石原裕次郎が友情のために命を懸けるムード・アクション。

あらすじ

横浜港の港湾工事入札の際、前もっての談合で大山組に落札するはずだったが、黒田組が申合せを裏切って工事請負いをさらってしまった。関東一円に勢力を持つ笹田組の会長笹田はこれを重視し、黒田から一千万のおとしまえを取るよう幹部の立原に命令した。立原は部下の加賀と増沢を連れ横浜に向った。立原が乗り込んでくるという情報に驚いた黒田は、子分に命じて立原の動きを探らせた。立原は大山組幹部の清水にかくまわれ、策を練っていた。一方黒田は事件が起るのを警戒し、笹田に二千万を贈って、手を打った。それとは知らない立原は黒田組の賭場を襲い、一千万を奪ったため、笹田は事件を立原個人の責任にして、三島に立原を殺すよう命じたのである。立原は笹田の非情な仕打ちに怒り、笹田を射った。そして、足を洗って踊り子のかおるとレストランを開きたいという清水に金を渡し、姿を消した。それから二年、立原は再び横浜に姿を現わした。大山組と笹田組はつぶれ、黒田組が一帯を掌握し横暴を極めていた。レストランを開業した清水も、黒田組に売上げの何割かを取られていた。立原の出現に黒田は動揺した。ある日、清水の店が何者かに放火されたが、立原は、黒田組幹部におさまっている三島をしぼり上げ、黒田一味の仕業と知った。そんな時、立原はかつての部下加賀と会い、黒田組をつぶすべく、力を合わせることになった。一方、黒田は立原を誘い出そうと清水を人質にしたが、立原は巧みに彼を救出した。黒田の家に乗り込んだ立原たち三人は、大乱闘の末に一味を倒し、警官隊に引渡した。すべてが終った後、立原は一緒にレストランを経営しようという清水の誘いを断り、横浜を去って行った。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1967年
製作国 日本
配給 日活
上映時間 88
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