「悪名波止場」(1963)

【DVD発売中】

68点68
朝吉と清次は四国からの帰りの船中、だまされて鬼瓦のところで働く羽目になる。そこで、鬼瓦一味が麻薬の密売で悪どくもうけていることを知り、怒った二人は鬼瓦一味を叩きのめすのだが……。水原弘がヒモ役をニヒルに演じる。

あらすじ

おなじみ朝吉・清次の二人は四国からの帰りの船中で清次と名乗る三郎にであった。怒る清次の前で、これも妹のためと謝る三郎に、朝吉は力になってやることにした。三郎に連れていかれた薄汚い小屋には、悦子という女と三郎の妹おとしがいた。おとしは麻薬中毒の症状を呈していた。三郎は鬼瓦の乾分であるが、朝吉を案内したまま鬼瓦組の金をもってドロンしてしまった。おとしの体からその金を払わせようとする鬼瓦に、朝吉と清次は出迎えのお照を金策に大阪へやり、その間人質として鬼瓦の経営する三ツ鯛運輸で働くことになった。鬼瓦たちは、副業として麻薬の密売をやっており、入手先は、おなご舟から手に入れていた。しかし、朝吉、清次たちを知ったおとしが先頭になって、おなご舟の連中は麻薬運びを拒否した。怒つた鬼瓦は、おとしのヒモ、仙太郎を使ってみせしめのためにおとしを殺させた。一部始終をみた悦子はこの仲間から足を洗おうとするが、その機会は仲々なかった。抜けめのない清次は、託児所から渡血少女マリをおとしの娘として、チャッカリ慰謝料をまきあげてしまった。マリは悦子の実子であったため悦子は半狂乱になって怒った。その半狂乱の状態から、悦子がおとし殺しの実状を知っているらしいと狙らんだ鬼瓦は、マリを罠に悦子を殺害しようとした。九死に一生を得た悦子はすべてを朝吉に告げた。八尾の朝吉として、朝吉の立つ時がついにやってきた。朝吉、清次の後には、おなご舟の連中も立った。呆然とする鬼瓦一味は、正の鉄拳の前に次々とのされていくのだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1963年
配給 大映=大映京都
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