「石井のおとうさんありがとう」(2003)

85点85
まだ福祉という概念さえない明治・大正期に、日本初となる孤児院を創設した偉人、石井十次にスポットを当てた人間ドラマ。 “児童福祉の父“と呼ばれた彼の山あり谷ありの生涯が描かれる。3000人以上の孤児を救ったその功績を振り返ると同時に、日本における福祉の黎明期を伝える1本だ。

あらすじ

ブラジルの日系老人ホームでひとりの老人が、一枚の写真を孫の日系ブラジル人のニシヤマ・ヨーコ(22)に残して他界した。 そこには、西郷隆盛を彷彿とさせる大男の姿が写っており、裏には、『石井のお父さんありがとう』 と書かれていた。ヨーコは、日系人である自分のルーツを探るために、そしてその“石井のお父さん”とは誰なのかを知るために、祖父の生まれ育った日本・宮崎の地へ向かう…。宮崎の児童養護施設で、園長と出会ったヨーコは、祖父が育った“岡山孤児院”の存在と、福祉という言葉もない明治時代に、命と生涯をかけて、3000人もの孤児を救った“石井十次”という男の名を知る。次第に解き明かされていく、十次の波乱万丈の生き様。そして、まさに奇跡としかいいようのない偉業の数々。一度は放蕩に身を持ち崩しつつも、改心して立ち直り、“孤児の父”として、次々に襲ってくる困難を、祈りつつ、あふれる愛と斬新なアイデアをもって乗り越えていくその姿は、まさに“愛と炎の人”であった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2003年
製作国 日本
配給 現代ぷろだくしょん=新日本映画社
上映時間 110
公開日 2005年3月19日(土)公開
カテゴリ 人間ドラマ
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