「獣たちの熱い眠り」(1981)

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スキャンダル写真で恐喝されたプロテニス・プレーヤーが、自らの手で見えない組織に立ち向かっていくというバイオレンス・アクション。二枚目役から脱皮してハードなヒーローを演じる三浦友和を、村川透が手慣れたタッチで演出している。

あらすじ

プロテニスの花形プレーヤー三村浩司は親友、中田が長崎で新設したテニスクラブのコート開きに顔を出した。その晩、何軒か飲み歩いた三村は、鳥飼陽子の店「トパーズ」で同席したジューンという女と一夜を伴にした。マゾ的な彼女を責める三村。帰京した三村に岸井という男が訪ねてきた。岸井は三村とジューンのSMプレイのような情事の写真を三千万円で買えと迫る。数日後、三村は岸井に再会すると、百万円だけ渡し、徹底的にブチのめした。翌週の週刊誌は三村のスキャンダルで沸いた。そして、三村のプレーヤー資格は停止となった。三村は自ら事件を解決しようと、長崎へ飛んだ。ジューンのマンションは空室、さらに、中田が岸井らに脅迫され、一枚噛んでいたことも分かった。三村は陽子に釣りに誘われ、船上で岸井と配下の鈴木に襲われるが、返り討ちにすると、陽子にドロを吐かせた。何と、罠を仕掛けた背後に、三村のかっての恋人、清水孝子がおり、黒幕に、国会議員、黒柳の筆頭秘書、野々村の脅しグループがいることをつきとめた。その頃、野々村は三村の妹、真紀を誘拐していた。怒り狂う三村は、陽子のマンションに向うが、彼女は何者かに殺されており、逆に、三村は丸山刑事に殺人容疑で逮まってしまう。野々村が操作する秘密カジノに、岸井、孝子、丸山などが顔を揃えていた。彼らは狙った相手に女を抱かせ、恐喝するグループを組織しているのだ。真紀はそんな連中に輪姦され、そのショックで発狂していた。三村はすべてを失った。名誉、財産、そして大事な妹も。三村の凄絶な復讐が始まった。敵の仕掛ける罠を次々と突破、遂に組織の核心に迫った。そして、三村の怒りは、プロの殺し屋をも叩きのめし、野々村、岸井たちへの復讐を遂げた。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1981年
製作国 日本
配給 東映=徳間書店
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