「三匹の牝蜂」(1970)

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人の波に埋まった万博会場を舞台に荒稼ぎをするズベ公3人組が、暴力団と争いながらもしぶとく生きていく。新人時代の大原麗子が、イキのいいズベ公を演じる。

あらすじ

賑わう万博会場を三人のズベ公が、右往左往していた。東京から流れついたサチコ、団体客の食事を失敬する美奈、地方から来た金持の爺さんに身の上話で泣きを入れて、フトコロの金をねらうハツエの三人組である。三人はゴーゴー喫茶でチンピラの三郎とスナックのマダムおすみを知った。おすみはスーパーマーケット営業主任の義夫の愛人だが、義夫は万引き女を捕まえてはホテルへ連れこんだりする悪質な男だった。三人はさっそく義夫を脅し、金をまきあげてしまった。そして、次に計画したのはバー荒し。だが、狙ったバーが暴力団・戸田組の経営だったところから、三人はリンチを加えられ、美奈は監視役の三郎と恋仲となった。やがて、村上産業の荒川の腹案で、三人は万博見物の外国人相手の売春組織作りに奔走するが、戸田組の知るところとなり、また追われの身となった。また、おすみも戸田組に責められ、三郎の裏切りは捕えられた三人組の目の前で射殺されてしまった。そして三人は村上産業と戸田組のために、にわか芸者に仕立て上げられ、小役人の接待係をさせられるが、サチコが役人から入札に関する書類を盗み荒川がライバル会社に売りつけようとしたことから、ひと波乱もち上がる。書類はサチコらの手中とにらんだ戸田組の矢吹は三人を車に拉致した。だが、三人は書類入りのバッグを車中から放りなげ、それが偶然通りかかったゴミ運搬車に、そして塵芥処理場へ直行。必死にかけつけた矢吹はバッグをつかむが、その瞬間、焼却炉のコンベアーにゴミもろとも落下していった。ところ変って再び万博会場。今日も獲物をもとめて、雑踏をゆく三人組のしょぼくれた姿があった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1970年
製作国 日本
配給 東映=東映京都
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