「修羅がゆく5 広島代理戦争」(1996)

53点53
哀川翔の主演による極道シリーズ第5作。今回は組をかまえる主人公、本郷流一が宿敵、伊能との激しい抗争を広島で展開する。監督は「昭和鉄風伝・日本海」の佐々木正人。

あらすじ

広島平成連合会の下に一枚岩の体制にあった広島極道界は今、湾岸開発に伴う産業廃棄物処理場建設問題をめぐり、反対住民派・神石組と建設推進派・熊野組とが対立状態にあった。町長に就任した元熊野組組長の矢島は、強行に建設を推し進めている。その利権を狙う関西・岸田組の伊能は熊野組への協力を申し入れ、子飼いの風間を使って神石組長を暗殺した。神石から恩義を受けていた新宿・本郷組の本郷は、すぐに広島へ向かおうとするが、やはり広島湾岸開発に絡み、本郷を仇敵とする伊能の進出を恐れた関東木曜会の春田から、広島での行動を釘止めされる。しかしすでに伊能は熊野組組長の狩屋と盃を交わし、広島での基盤を固めていた。広島へ飛んだ本郷は、兄弟分でもある神石組若頭の室瀬と再会した折、早速熊野組の襲撃を受ける。神石組長の娘・優子は流血の抗争を阻止しようとしていたが、その願いも虚しくヒロキやリョウの若い組員はあっけなく熊野組によって殺されてしまった。熊野組は平成連合を抱きかかえて神石組を追い込み、風間は室瀬までも暗殺する。さらに熊野・岸田の連合は神石組若頭補佐の堀江を拉致し、娘を人質に組の裏切りを強要した。優子は組長代行となって組の意志を貫き通そうとし、本郷はそんな優子を支持する。堀江が監禁されている場所を突き止めた本郷たちは、ついに神石組長暗殺犯の風間と対峙した。風間は実は、本郷組組員・坂井の恩人でもあったが、本郷は躊躇なく風間を撃ち殺す。こうして平成連合会内部での暗殺という熊野組の非を暴いた本郷と優子たちは、処理場建設予定地の占拠を始めた熊野組を襲撃し、激しい銃撃戦の末、狩野の息の根を止めた。矢島の失脚も目前のものとなり、伊能は広島を放棄する。広島の騒動を見事にさばききった本郷は、次の野望に向かって歩き始めた。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1996年
製作国 日本
配給 東映ビデオ
上映時間 90
公開日 1997年7月12日(土)公開
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