「恋は舞い降りた。」(1997)

70点70
不幸な女性を幸福にするという契約を天使と交わして地上に戻る、死亡した売れっ子ホストと、離婚の傷が癒えない孤独なOL。愛を信じない男と、愛を信じたい女の間に芽生える心の絆をロマンティックかつコミカルに描いたラブ・ファンタジー。クリスマス・イヴに奇跡が訪れるクライマックスでは、ハート・ウォーミングな味わいを与えてくれる。

あらすじ

天使の人違いで死んでしまった神崎啓一郎は、失敗をなじって生き返るチャンスをつかんだ。そのための条件は不幸な女性を幸せにしてあげること。ナンバーワン・ホストだった啓一郎にとっては朝飯前とばかり、彼は、昼はショーウィンドーのデコレーション会社に勤め、夜は先輩・美栄子の経営する託児所の手伝いをしている29歳のバツイチ女・幸坂マチ子に接近する。4つの願いを叶える力を天使から授かった啓一郎は、いい男との結婚のチャンスをお膳立てしたり、宝くじで5億6000万円を当ててやったりするが、どれもマチ子の幸せには結びつかなかった。そんな啓一郎に、クリスマスイヴの真夜中までに彼女を幸せにしないと啓一郎の復活の機会は失われてしまうと、天使がタイムリミットを告げる。啓一郎はアンケートだと偽ってマチ子の夢を聞き出すが、彼女の願いは他人の幸せばかりで、やっと聞き出した最後の願いも来年のクリスマスには一緒にいる人がいたらいいなというものだった。ところが、啓一郎はマチ子が別れた夫に貰ったポケベルをいつまでも捨てられず、それが鳴るのを待っているのを知る。クリスマスイヴ、ポケベルにメッセージを送って遊園地でマチ子と待ち合わせた啓一郎は、彼女のポケベルを代わりに捨ててやり、過去と訣別できたマチ子は、ようやく心からの笑顔を取り戻した。しかし、すんでのところで間に合わず、啓一郎が生き返ることは叶わない。1年後、美栄子の託児所でクリスマスを祝うマチ子の携帯電話に仕事の電話が入った。指定された遊園地に出向くと、そこには啓一郎が待っている。彼は、クリスマスに一緒にいる人がほしいという彼女の最後の願いを叶えるために生き返ってきたのだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1997年
製作国 日本
配給 東宝=「恋は舞い降りた。」製作委員会
上映時間 107
公開日 1997年5月17日(土)公開
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