「鉄塔武蔵野線」(1997)

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77点77
日本ファンタジーノベル大賞を受賞した銀林みのるの小説の映画化。東京都保谷市と埼玉県日高市を結ぶ送電線、通称武蔵野線。一体、これはどこまで続いているのかという疑問を持った小学6年の少年・見春が2歳下のアキラを連れて、送電線を逆にたどっていく。二人が体験するひと夏の冒険物語を、郷愁の中に綴った心優しきキッズ・ムービー。監督は第1回ぴあフィルムフェスティバルの入賞者でもある長尾直樹。

あらすじ

東京・保谷市、2学期から、父と別居する母の実家がある長崎の学校へ通うことになっている小学校6年生の見晴は、東京での最後の夏休みをひとりで過ごしていた。ある日、見晴は近所にそびえ立つ送電線の鉄塔に“武蔵野線71”というプレートがついているのに気づく。幼い頃、父親に連れられて見に行った鉄塔に秘められたパワーがあると信じていた彼は、この発見に色めき立ち、2歳年下の友人・暁を誘って冒険に出かけることにした。ふたりは鉄塔の番号を逆にたどって一基ずつ踏破しながら、その真下にビールの王冠を埋めていく。しかし、やがて暁の自転車がパンクしてしまい、だんだん日も暮れてきて、ふたりは心細くなっていった。23号鉄塔に到着したところで、ふたりの前に大きな河川敷が立ちはだかる。それを見た暁は、冒険を断念して家に帰ってしまった。残された見晴はひとりになっても1号鉄塔を見てやろうと、親に嘘をついて野宿する。翌日、見晴は再び冒険へと出発するが、4号鉄塔の手前で鉄塔パトロール巡視員に捕まってしまった。こうして見晴の冒険は目的を達成できないまま終わり、小学校最後の夏休みも終わる。1年後、中学生になった見晴に父親の訃報が届いた。葬儀のために上京した彼は、供養もそこそこに冒険の続きを再開する。ところが、1号鉄塔は変電所の敷地内にあって、その下に行くことはできなかった。がっかりしながらラーメン屋に立ち寄った見晴は、そこで変電所に出入りしている造園業者に会い、チャンスとばかり午後の作業に出る彼らのトラックにこっそり忍び込む。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1997年
製作国 日本
配給 バップ=「鉄塔武蔵野線」製作委員会=337=ウインズモーメント
上映時間 115
公開日 1997年9月6日(土)公開
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